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【Catena-XとOuranos Ecosystemで実現する競争力と規制対応】
〜データスペース活用により企業価値向上を目指す〜
7月24日(水)
株式会社クニエ
製造業チーム マネージャー
鈴木 裕一郎(すずき ゆういちろう) 氏
株式会社クニエ
製造業チーム マネージャー
鶴見 泰輔(つるみ たいすけ) 氏
株式会社クニエ
製造業チーム シニアコンサルタント
米田 巧(よねだ たくみ) 氏
近年、サーキュラーエコノミーや人権問題、サプライチェーンリスクといった社会課題対応のため、競争の垣根を超えた情報流通が求められている。その上で、社会と協調しながらも競争に打ち勝っていくためにはデータの利活用がより重要になってきている。
本講演では、その実現において重要な要素となるデータスペースとは何かについて、自動車業界において取り組みの進むCatena-XやOuranos Ecosystemを中心に解説する。また、単なる規制対応という観点だけでなく、製造業における企業価値向上のためにデータスペースをどのように活用するかについて、ハノーバーメッセ参加を通じて見えてきた欧州の動向も交えて説明する。
1.社会課題と目指される世界
・データ共有の必要性
・データスペースによる目指されている世界
・Catena-X/Ouranos Ecosystemで何を実現しようとしているか
2.規制強化に伴う日本企業に迫られる対応
・喫緊の対応が必要な法規制(欧州電池規則、エコデザイン規則など)
・規制対応のためのデータスペースの活用
3.企業価値向上に向けたデータスペースの利活用
・ハノーバーメッセから見えた欧州動向とManufacturing-X
・MaaS(Manufacturing as a Service)の解釈と価値
・利活用に向けたアプローチ
4.質疑応答/名刺交換
事業会社においてプロジェクトエンジニアとして従事した後、2018年クニエに参画。専門分野はプロジェクトマネジメントとIT戦略企画。製造業や官公庁など幅広いクライアント向けに、業務改革に伴うシステム導入支援、IT戦略に係る調査・企画立案・要件定義に従事する。データ流通による企業価値向上に関する活動として、RRI(ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会)主催でのウェビナーシリーズ「データ連携基盤と製造業DX」登壇や、日経クロステックの連載「Catena-Xってなに?データスペース5つの疑問」において第1回、第2回、第4回を執筆。
非鉄金属メーカーにおいて国内外の製錬プラントの操業管理に従事した後、2020年にクニエに入社。製造業や通信業のクライアントに対して、システム導入に伴う業務改革およびユーザー習熟、DXに向けた社内データ流通環境整備の支援に携わる。日経クロステックの連載「Catena-Xってなに?データスペース5つの疑問」において第3回、第5回を執筆。
2021年、東京大学法学部卒業後、クニエに入社。製造業や関連業界において、戦略立案や業務改革における調査・企画・実行支援など、多岐にわたるプロジェクトに携わる。日経クロステックの連載「Catena-Xってなに?データスペース5つの疑問」において第2回を執筆。