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【ECシフトと中国系プラットフォームの台頭】
〜日系企業にもたらされる脅威とチャンスを読み解く最新事例〜
7月 5日(金)
株式会社ローランド・ベルガー
プリンシパル アジアジャパンデスク統括
下村 健一(しもむら けんいち) 氏
東南アジアの小売市場は構造変化を迎えている。実店舗小売市場が主体の市場からECシフトが進んでいることは周知の事実だ。しかし、重要なのはその担い手が中国資本のプラットフォームである点である。従来のShopee、Lazadaに加え、TikTok Shopも勢いを増している。これら中国系のECプラットフォームには、中国からの越境ECを通じて中国製FMCGが東南アジアに大量に流入している。東南アジアの消費者、特に若い世代は意識せず、中国の商品を身近な生活で消費することになった。
この結果として、東南アジアの消費購買市場にどのような影響をもたらすか。そして、日系の消費財メーカー、食品メーカー、小売企業にどのような脅威と事業機会をもたらすのか。この講演ではそれらの内容に迫っていく。
1.東南アジアの小売市場概況
2.東南アジア小売市場における構造変化(以下はその例示)
・ECシフトの量的進行
・ECシフトの質的変化(ライブコマース、Qコマース)
・中国系ECプラットフォームによる市場席捲
・実店舗小売市場の商圏構造の変化
・伝統的小売を軸としたエコシステム
3.日系消費財メーカー・食品メーカー・小売企業に対する脅威と事業機会
4.質疑応答/名刺交換
一橋大学卒業後、米国系コンサルティングファーム等を経て、現職。プリンシパル兼アジアジャパンデスク統括責任者として、アジア全域で消費財、小売・流通、自動車、商社、PEファンド等を中心にグローバル戦略、ポートフォリオ戦略、M&A、デジタライゼーション、事業再生等、幅広いテーマでのクライアント支援に従事している。