SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

再エネ大量導入に向けた電力システムの課題と対応

No.
S24344
会 場
SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2
ザイマックス西新橋ビル4F
開催日
2024年 9月 5日(木) 13:00~15:00 終了済
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受講料
1名につき 33,990円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 1名につき 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」とご記入ください。
 複数名でお申込の際は、アーカイブ配信追加受講者様の各ご芳名を備考欄に
 追記をお願い致します。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

9月 5日(木) 終了済

再エネ大量導入に向けた電力システムの課題と対応

一般財団法人エネルギー総合工学研究所
電力システムグループ部長
炭谷 一朗(すみたに いちろう) 氏

13:00~15:00

2050年のカーボンニュートラル達成に向けて、再生可能エネルギーの導入が進められています。しかし、風力発電、太陽光などの出力が安定しない変動性再エネ(VRE)は、既存の電力システムのままでは大量に導入することはできません。
そこで、変動性再エネを簡単に系統に導入できない理由とともに、課題をブレークスルーするための取組状況を説明します。例えば、送電系統では、送電容量の確保、出力変動への対応とともに系統安定性の確保が必要となります。配電系統では、新たに分散型エネルギーリソース(DER)を活用した需給一体型システムへの移行が進められています。
再エネを有効に活用するためには、電力システム側の適確な対応が必要となることが、本講演により理解することができます。

1.再エネの電力システム導入の課題
 (1)再エネ主力電源化の動向
 (2)再エネの電力システム導入の技術的課題
2.再エネ大量導入に向けた電力システムの対応
 (1)送電容量の確保
 (2)出力変動への対応
 (3)系統安定性の確保
3.再エネ大量導入に向けた分散型エネルギー資源の活用
 (1)蓄エネルギーシステムの活用
 (2)需要家側資源の活用
 (3)電力需要の構造的変化
4.まとめ
5.質疑応答/名刺交換

炭谷 一朗(すみたに いちろう) 氏
東京工業大学大学院 電気・電子工学専攻修了。
東京電力(株)にて、以下の業務などに従事。
・企画部門:海外の電気事業の調査分析
・技術開発部門:配電系統の保護システム、雷対策などの研究開発
・海外事業部門:スマートグリッドおよびEVインフラに関する海外プロジェクトの推進
2018年より (一財)エネルギー総合工学研究所にて、以下の業務に従事。
・再エネ大量導入に伴う電力システムの技術的課題への対応策の検討
・「次世代電力ネットワーク研究会」事務局代表
第二種電気主任技術者、エネルギー管理士、電気通信主任技術者、TOEIC925点。
著書(共著):「図解でわかる再生可能エネルギー×電力システム」技術評論社、2023年。
「図解でわかるカーボンニュートラル」技術評論社、2021年。