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【米国FAST2024年の状況】
〜進化するテレビネットワーク・ローカルテレビ〜
7月10日(水) 終了済
映像戦略コンサルタント
奥村 文隆(おくむら ふみたか) 氏
2019年に登場した無料広告モデルかつリニア放送連携/オンデマンドストリーミングサービスであるFAST(Free Ad-Supported TV)は急速に人気と規模を拡大し、2023年には「これこそ未来のテレビのあり方である」と呼ばれるようになる。多くの米国FASTサービスではチャンネル数も500以上になり、ユーザーも2億人に達している。生成型AIやD2Cアプローチが可能なFAST広告はテレビ局へ著しい収益改善をもたらしている。さらに2024年になると多くの米ローカル局も配信コストがかからないFASTによる再成長を成し遂げており、2027年には米テレビ広告市場が1000億ドルになるという予想も出てきている。
SSAI等の広告配信技術の進化によりストリーミング事業そのものも高度化するこの大きな波は我が国にいつ頃到達するのか、ストリーミングサービスで正確なローカルニュースを配信することでローカル局の再浮上のヒントが見て取れるという視点も含め、HVOD (hybrid video on demand)等ストリーミングサービスの最新のビジネスの状況を解説する。
1.米国FASTの状況
2.なぜ米国でFASTが誕生し、成功したのか?
3.SSAI等進化する広告手法と生成AIの活用法
4.米国ローカルテレビ局の活性化
5.2極化するFASTのビジネスモデル HVOD
6.質疑応答
【主な経歴】SHIFT シニアマネージャー、AZCA, Inc. 東京事務所代表パートナー、コーポレイトディレクション パートナー、NTTコミュニケーションズ 第二法人営業部戦略企画部長、NTTデータ経営研究所 コンサルタント、アンダーセンコンサルティング コンサルタント。
【主な学歴】慶応義塾大学院 経営管理研究科 財務修士修了、MBA、早稲田大学 仏文科卒業。
【出版講演】「FASTと日本のリアル」InterBEE 2023、「FAST入門から実践まで」Screens2024、「米国5G最新動向と加速する5G+クラウドの今後」新社会システム研究所、「米ローカル局FASTで勝機」「5G・海底ケーブルの改革」 2020〜2021 映像新聞。
【主な実績】(DX)NIPPON DX FORUM (経済産業省、DXIA、IPA共催)(DX関連) 製造業工業のIOTデジタル戦略、安全・安心なグローバルICT環境構築に係る諸外国連携事業 (5G、海底ケーブル国際戦略)、CPS、8K技術の国際展開可能性検討及び展開活動、ISDB-T デジタル放送技術の国際展開 (ブラジル、フィリピン、台湾)。