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カーボンニュートラル2050ビジョンとトランジション戦略〜シナリオと技術展望、エネルギーシステム移行に向けて〜
7月22日(月) 終了済
(一財)エネルギー総合工学研究所
カーボンニュートラル技術センター 地球環境グループ
主管研究員 博士(工学)
井上 智弘(いのうえ としひろ) 氏
日本が2050年にカーボンニュートラルなエネルギーシステムへの移行を実現するためには、エネルギーの需要と供給の双方で、新しいエネルギーシステムに向けた抜本的な構造改革が求められている。
IAEエネルギー中長期ビジョンでは2050年にカーボンニュートラルを実現する技術とその展望を示している。エネルギーモデルを用いて新技術導入の必要性を定量的に評価した「シナリオ分析」と、分析結果から導きだされた技術開発項目に対する「技術展望」について解説する。また、2050年に向けてエネルギーシステムをどのように移行(トランジション)すべきかの提言について分かりやすく解説する。
1.カーボンニュートラル2050の実現
(1)CN実現に向けた動向
(2)TIMES-Japanモデルを用いたシナリオ分析
(3)CN技術展望
2.エネルギートランジションの論点
(1)次世代電力システム
(2)カーボンニュートラル燃料(水素等)
(3)カーボンリサイクルシステム
3.質疑応答/名刺交換
東京大学工学系研究科博士後期課程修了 博士(工学)。東京大学 サステイナビリティ学連携研究機構、科学技術振興機構 低炭素社会戦略センター 等にて再生可能エネルギーの技術経済分析、電力システム分析、社会統合シナリオ分析等の研究に従事。2020年より現職にてエネルギーシステム分析の研究に従事。著書に、図解でわかるカーボンニュートラル(技術評論社 共著)、カーボンニュートラル2050ビジョン(エネルギーフォーラム 共著)等。