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【環境激変する自動車産業の行方】
〜ギガキャストによる低コスト化、SDV先行の脅威〜
7月26日(金) 終了済
(株)東レ経営研究所 産業経済調査部長
チーフエコノミスト
東レ(株) 経営企画室 主幹
福田 佳之(ふくだ よしゆき) 氏
中国自動車市場は世界一の座を 10 年以上維持し2023年には3,000万台を超えています。また2023年の新エネルギー車(NEV)の販売も900万台を超え、電動化率は3割を超えました。自動車輸出も急増して2023年には500万台超と日本を追い越しました。
講演では、中国の自動車産業の輸出競争力について国連や各国の貿易統計から検証し、競争力向上を確認します。そして中国自動車産業の競争力向上の背景と各メーカーを紹介するともに、その原動力であるギガキャスト採用などの低コストものづくりとSDV(Software Defined Vehicle )について解説します。最後に今後の中国自動車産業の展開と日本等の自動車産業への影響について説明いたします。
1.中国自動車産業の輸出競争力の現状と分析
2.中国自動車産業の競争力向上の背景と中国自動車メーカー
3.中国の競争力向上を支える二つの原動力
その① 低コストものづくり(ギガキャスト等)
その② SDV(Software Defined Vehicle)
4.今後の展開と日本勢への含意
5.質疑応答/名刺交換
1993年 東京銀行(現・三菱UFJ銀行)入行。経済企画庁(現・内閣府)派遣、米国大学院留学を経て2003年4月に東レ入社。東レ経営研究所では内外経済分析を担当。2019年6月から現職。早稲田大学アジア太平洋研究科博士後期課程修了。博士(学術)。