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日本企業のDX化を加速し世界へ飛躍させる
〜実例から学ぶ、効果を最大化する少数精鋭のアプローチ〜
7月 9日(火) 終了済
アビームコンサルティング(株)
商社・コンシューマビジネスユニット
執行役員 プリンシパル
國本 修司(くにもと しゅうじ) 氏
DX化推進のためには全社をあげた大規模な取り組みではなく、必要最小限の武器で最大限の効果を発揮させる少数精鋭でのアプローチが適しています。日本企業の強みとは、歴史を積み重ねて構築された事業・部門のサイロの中に込められているはずであり、「如何にそのサイロを活かしつつビジネスを展開するか」の仕組み作りが、いま正に求められていると考えています。
本講演では、その“日本的”データマネジメントのアプローチ方法、そのための組織作り、それらがもたらすビジネス・DX両面での効果、といった内容を実例を交えながらご紹介いたします。
1.DX化の加速に失敗したデータマネジメントプロジェクト事例
・手段であるDXを目的化してしまったプロジェクト推進
・事業セグメントの改廃に対応し続けた経営管理
・最初にDX組織を作ったものの立ち上げに失敗
2.“日本的”データマネジメントがビジネスへもたらす効果
・製品の生涯採算管理の実現による本当に儲かる製品の選定
・グローバル展開製品の在庫適正配置による販売機会の最大活用
・消費者トレンドを的確に把握した製品開発による売れる商品の短期間投入等
3.“日本的“データマネジメントアプローチとは
・現場に存在する八百万の神を緩やかに統制
・製品とは何か?を限界まで突き詰める
・未来永劫不変な製品の分析軸を定義
・少数精鋭のエリートチームを立ち上げ
・長期的にアプローチを継続させる組織の確立
4.質疑応答/名刺交換
1972年生まれ。防衛大学校理工学専攻・航空宇宙工学科卒。大手システムインテグレータを経て2001年アビームコンサルティング入社。製造・流通・小売業界においてマスターデータ管理を中心とした各種コンサルティングサービスを提供。著書に『「データ経営」を実現するIT戦略 経営管理の本質はマスターデータにある』(日経BP、2013年)がある。