SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

フッ化物系固体電解質を用いた
全固体リチウムイオン電池の開発動向

No.
S24289
会 場
会場受講はございません

開催日
2024年 6月21日(金) 13:00~15:00 終了済
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受講料
1名につき 33,440円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
※会場受講は無しに変更となりました。(24.6.5更新)

※製本版のテキスト配布のみとなります。PDF配布はありません。
※ライブご受講の方には、お申込時のご登録住所にテキストを送付致します。
 直前のライブ配信をお申込みの場合、開催日までにお手元に届かない可能性が
 ございますことを、予めご了承ください。

事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。
※複数名でお申込の際は、アーカイブ配信追加受講者様の各ご芳名を備考欄に
 追記をお願い致します。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

6月21日(金) 終了済

フッ化物系固体電解質を用いた全固体リチウムイオン電池の開発動向

名古屋工業大学 大学院工学研究科
工学専攻(材料機能プログラム) 准教授
宮崎 怜雄奈(みやざき れおな) 氏

13:00~15:00

講演者は、大気安定であり電気化学的安定性が高いフッ化物系固体電解質Li3AlF6を用いて、全固体Li電池を開発している。過去にLi3AlF6のLi+伝導度は、300℃において10-5 S/cm台であると報告されている。講演者はLi3AlF6はLiClやLi2SO4をボールミリングにより添加することで、室温において10-6 S/cm程度までLi+伝導度が向上し、全固体電池が安定に充放電できることを報告した。またLi2SiF6と固溶体を形成することで、更にLi+伝導度が向上することがわかった。
講演ではLi3AlF6系のLi+伝導特性の詳細や、Li3AlF6-Li2SiF6を用いた全固体Li電池の充放電特性を発表する。また充放電後の負極界面の微細組織観察結果から、現状考えられる充放電サイクル劣化の要因を検討する。

1.電池の動作原理
2.電解質に求められる特性
3.固体電解質開発の現状
4.フッ化物固体電解質におけるLi+伝導
5.Li3AlF6系を用いた全固体Li電池の特性
6.Li3AlF6/負極界面の安定性
7.質疑応答/名刺交換

宮崎 怜雄奈(みやざき れおな) 氏
2008年3月 東北大学工学部材料科学総合学科 卒業。2008年4月 東北大学大学院工学研究科金属フロンティア工学専攻博士前期課程 入学。2010年3月 同 修了。2010年4月 東北大学大学院工学研究科金属フロンティア工学専攻博士後期課程 入学。2012年4月 東北大学大学院工学研究科知能デバイス材料工学専攻博士後期課程 転専攻。2013年3月 同 修了 博士(工学)東北大学。2013年4月 国立研究開発法人 物質材料研究機構ポスドク研究員。2015年4月 名古屋工業大学大学院工学研究科助教。2024年4月 名古屋工業大学大学院工学研究科准教授(現職)。