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【持続可能な開発のための資金戦略】
〜蓄電池/水素・アンモニア混焼を題材に〜
6月14日(金) 終了済
森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士
野間 裕亘(のま ひろのぶ) 氏
気候変動問題が世界的に喫緊の課題となる中、エネルギー分野を中心にカーボンニュートラルに向けた産業構造の変革(グリーントランフォーメーション・GX)の必要性が高まっています。日本でも、蓄電池や水素・アンモニアのような新しい産業が立ち上がりつつあり、2023年度に導入された長期脱炭素電源オークションを受けてこれらの新分野での資金調達、特にプロジェクトファイナンスを用いた資金調達が事業者及び金融機関の重大な課題となっています。
本セミナーでは、エネルギー分野に知見が深く、金融機関への出向経験も有する講師が、事業者及び金融機関に分かりやすく長期脱炭素電源オークションとプロジェクトファイナンスについて解説します。
1.長期脱炭素電源オークションの概要
(1)長期脱炭素電源オークション導入の背景、目的
(2)長期脱炭素電源オークションの全体像
2.蓄電池ビジネスの動向
(1)蓄電池ビジネスの概要
(2)蓄電池に関する法制度
(3)長期脱炭素電源オークションと蓄電池
3.水素・アンモニアビジネスの動向
(1)水度・アンモニアの用途
(2)水素・アンモニア等(低炭素水素等)の利活用拡大に向けた法制度
(3)長期脱炭素電源オークションと水素・アンモニア
4.長期脱炭素電源オークションとプロジェクトファイナンス
(1)プロジェクトファイナンスの概要
(2)長期脱炭素電源オークション制度のリスク分析
(3)その他の論点
5.質疑応答/名刺交換
森・濱田松本法律事務所所属。2006年東京大学法学部卒業、2008年東京大学法科大学院修了、2010年弁護士登録、2013〜2016年みずほ銀行プロジェクトファイナンス営業部出向、2017年ペンシルベニア大学ロースクール修了(LL.M. Wharton Business and Law Certificate)、2017〜2018年Ashurst LLP(London Office)勤務
プロジェクトファイナンスをはじめとするファイナンス全般と電力事業等のエネルギー分野を主要な業務分野とする。弁護士として長年プロジェクトファイナンスに携わるほか、約3年間の銀行への出向を通じてFAやアレンジャーとしても多数のプロジェクトファイナンスの組成に関与した経験を有する。
近時の著書として『発電プロジェクトの契約実務〔第2版〕』(共著、商事法務)。