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自動車及び車載電池の国内外のリユース・リサイクル規制〜欧米の現状を踏まえた将来の展望〜
4月12日(金) 終了済
TMI総合法律事務所 パートナー弁護士
岩田 幸剛(いわた ゆきたか) 氏
TMI総合法律事務所 弁護士
佐藤 寛(さとう かん) 氏
既にSDGsの考え方が広く浸透し、多くの製品についてはリユース・リサイクルの仕組みが求められ、これは自動車にとっても例外ではありません。特に、今後も拡大が予想されるEV車両においては、車載電池の重用性が特に高いところ、その原料となるレアメタルについては、その希少性や生産地の偏りによる経済安全保障の観点から安定供給のための再資源化・再利用が強く求められています。
本セミナーでは、自動車分野に知見のある弁護士から、自動車に関するリユース・リサイクルに関する法規制と将来の展望についてわかりやすく解説いたします。
1.自動車及び車載電池の状況
(1)資源調達の状況
(2)リサイクルの必要性及び現状
2.日本における自動車リサイクル規制の状況
(1)使用済自動車の再資源化に関する法律の概要
(2)各関係者の役割と義務
(3)再資源化の現状と課題
3.世界の状況及び今後の展望
(1)米国での規制状況
(2)欧州での規制状況
(3)世界の状況を踏まえた将来の展望と提言
4.質疑応答/名刺交換
日本国弁護士(2008年登録)、ニューヨーク州弁護士(2016年登録)。2003年に慶応義塾大学法学部卒業後、国土交通省に入省。その後、2007年に東京大学法学政治学研究科法曹養成専攻を修了、2008年に弁護士登録し、長島・大野・常松法律事務所に勤務(2014年8月まで)、米国シアトルのワシントン大学ロースクールへ留学後(LL.M.)、2014年9月 TMI総合法律事務所に入所。2021年1月より同事務所パートナー弁護士。
その後、大手自動車メーカーへの出向などを経て、モビリティ関係ビジネスやデータビジネスに関する法律実務に多く携わり、実務を通じて得た経験を活かしてスキーム作りから契約面でのサポートを含めて幅広い業務を担当している。2019年9月に商事法務から刊行された「起業の法務」(共著)では、「自動運転」及び「カーシェア・ライドシェア」に関する章を執筆した。
日本国弁護士(2023年登録)、2019年に大阪大学卒業、2021年に京都大学法科大学院終了後、TMI総合法律事務所に入所。自動車メーカーをはじめとしたモビリティ案件に携わり、労務、ブランド、コーポレート、訴訟紛争、個人情報、海外案件の出資等、多様な法律実務を担っている。モビリティ案件については、EVに関する新規事業の法令調査等も行う。