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宇宙・空間産業を支えるデジタルインフラとビジネスの可能性
〜地球から宇宙に広がるサイバーフィジカルシステムと
空間コンピューティングで、どのような新ビジネスが展開されるのか〜
5月27日(月) 終了済
PwCコンサルティング合同会社
執行役員・パートナー/博士(工学)
渡邊 敏康(わたなべ としやす) 氏
PwCコンサルティング合同会社
テクノロジー&デジタルコンサルティング
シニアマネージャー
南 政樹(みなみ まさき) 氏
いまやデジタルテクノロジーは産業基盤として欠かせないが、このことは今後創出される新しい産業にも言える。たとえば、宇宙産業では、NTN(Non-Terrestrial Network)が地球上から宇宙空間までの空間をカバーするデジタル通信基盤として構想され、さらに地上と同様にデータセンターやクラウドサービスまで検討が進んでいる。地球上から宇宙までの空間にデジタルインフラ整備されることを考えると、すべての空間を対象とする空間コンピューティングがSociety5.0として構想されたスマート社会を包含する存在となる。
本セミナーでは、宇宙・空間産業を包含するサイバーフィジカルシステムを事例とし、今後デジタル化されるフィジカル空間でどのようなビジネスや産業が展開されるか、またそのような時代に想定される、地球から宇宙を支えるデジタルインフラと宇宙から地球を支えるデジタルインフラの双方がどのように変化していく、その可能性について議論する。
1.空間コンピューティング
2.NTN(Non-Terrestrial Network)
3.空間ID
4.4次元時空間情報システム
5.ウラノスエコシステム
6.サイバーフィジカルシステム
7.質疑応答/名刺交換
大手重工メーカー(航空宇宙)、大手自動車メーカー(商品企画)、日系コンサルティングファームを経て現職。中央省庁や研究機関において技術戦略や国際標準化戦略の策定支援を行っているほか、次世代情報通信分野や航空宇宙分野に関する委員会にも多数参画。また、モビリティやスマートシティの分野における産学官連携事業など、産業・分野横断型のテーマと科学技術・公共行政領域の連携・融合を推進している。PwCコンサルティングの組織横断型イニシアチブ活動として宇宙・空間産業推進室をリードしている。早稲田大学環境総合研究センター招聘研究員。
慶應義塾大学で20年間、インターネット技術から地理空間情報、ロボティクスなどサイバーフィジカルシステムに関連する分野の研究者として活動。2020年から独立行政法人情報処理推進機構(IPA)にて、デジタルアーキテクチャ・デザインセンターのプログラムディレクターとして自律移動ロボット分野の産業アーキテクチャ設計をリード。2022年から現職。PwCコンサルティングでは、ドローン、空飛ぶクルマに関する支援事業を中心にデジタル社会の在り方、特にテクノロジーの発展プロセスにおける産業エコシステムの構築戦略案件などにアドバイザーとして参画。