会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
評価項目を細分化、独自の分析により解説
4月20日(土) 終了済
株式会社ウォームハーツ 代表取締役
長面川 さより(なめかわ さより) 氏
2024年診療報酬改定は、新型コロナ感染症の課題を踏まえて新興感染症に対応できる医療提供体制の構築や地域医療機関間における地域ネットワークの体制構築も重要となります。また、医療従事者の処遇改善の強化として、人材確保や賃上げに向けた取り組み、タスクシフト/タスクシェアを進めていく必要があります。さらに、重点的な対応が求められる分野として、小児医療、周産期医療、救急医療の評価や、リハビリテーション・栄養管理・口腔管理の連携推進等も併せて進めていく必要があります。診療報酬の評価をより一層活用できる院内運用のポイント及び対策について解説をいたします。
1.医療従事者の人材確保、賃上げの取り組み
2.タスクシェアリング/タスクシフト、チーム医療
3.医療DXの推進による医療情報の有効活用、遠隔医療
4.リハビリテーション・栄養管理・口腔管理の連携
5.入院及び外来医療の評価見直し
6.その他関連情報
7.質疑応答/名刺交換
株式会社メディチュア 代表取締役
渡辺 優(わたなべ まさる) 氏
少子高齢化により、社会保障費増大の懸念は強まり、また医療介護の人材確保はますます厳しくなっています。この厳しい環境下で、2024年度診療報酬改定では、高齢者の救急搬送患者の急増などに対し効率的かつ質の高い医療の提供が求められています。医療機関においては、診療報酬改定の方向性を把握し、病床機能の選択や働き方改革も見据えた人材確保について取り組みを検討する必要があります。地域により大きく異なる課題感や改定の影響などをシミュレーションなどのデータ分析を交え、具体的な対応について考えます。
1.病院経営環境の変化
2.2024年度診療報酬改定の方向性
3.高度急性期・急性期医療への影響と対応
4.回復期・慢性期医療への影響と対応
5.外来診療、在宅医療等への影響と対応
6.2030年以降を見据えた取り組み
7.質疑応答/名刺交換
昭和大学病院医事課退職後、1999年オフィスナメカワ設立。診療報酬に関するコンサルティング業務、検定問題作問、レセプト精度診断、開業サポート等を行う。2004年から株式会社医療情報科学研究所 代表取締役後、2016年より株式会社ウォームハーツ 代表取締役。専門分野である診療報酬請求をもとに、より早い情報収集・問題点抽出・分析・改善等の立案を行い、クライアントとともに課題に取り組んでいる。
学校法人川口学園埼玉女子短期大学 客員准教授/東京大学医学部附属病院 保険診療指導顧問/東北医科薬科大学病院 保険診療指導顧問/他顧問医療機関あり
【主な著書】
「Dr.のための知ってトクするレセプトQ&A122」(日本医事新報社)
「医療費早わかりBOOK(ケーススタディ11)」(医学通信社)
「診療報酬請求事務能力認定試験 受験対策と予想問題集」(医学通信社)
「医事コンピュータ検定問題集3級②(医療事務解説)」(土屋書店)。
その他、診療報酬に係る月刊誌等、多数執筆。
東北大学工学部・同大学院修士卒。超音波による血管測定について研究。
アクセンチュア株式会社に入社し、金融機関の業務改善等を担当。その後、医療系コンサルティング会社を経て、2012年にメディチュアを設立、医療データ分析業務を手がける。
【主な所属】
メディチュア 代表/MMオフィス コンサルタント/ウォームハーツ 顧問