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全3回DX戦略 第3回【2028年復活に向けた5つの処方箋】
-欧米型マネジメントを超えて-
3月 4日(月) 終了済
(株)ICTソリューション・コンサルティング
代表取締役社長/クリエーター
冨永 孝(とみなが たかし) 氏
欧米の識者、賢人が従来から指摘しているように、21世紀に入って欧米の失速、アジアの隆盛、価値観の国内分裂、世界の多極化により、より混迷を深めています。ベネチアから始まり、大英帝国、そしてアメリカにおいて成熟、衰退期を迎えた資本主義も歴史的転機を迎えていることに間違いはありません。
日本の大企業経営者の多くは、バブル崩壊後(特に2001年以降)欧米型マネジメント、戦略に大きく転換をしました。その間、多くの名門大企業創業者の理念否定が行われ、マネジメントと社員の分断、短期的成果主義株主資本主義による舵取りが行われてきました(グローバリズム、マネー主義/新自由主義、デジタル主義)。その結果はどうだったでしょうか?
失われた30年という国家経済力(GDP)の衰退、大きく減ったグローバルリーダー企業、生産性低下であり、一部企業役員報酬高騰と一部の業種(DX、投資銀行、コンサル会社)が成長しただけです。カルロスゴーンの日産改革から始まった日本大企業のマネジメント改革は明らかに失敗したと言えます。
その失敗の原因はたった一つです。日本の本来の強さを再認識し、復活させることです(変革とは、否定や破壊することでなく忘れつつある自分を取り戻すことです)
今回の講演では、3つのことについて皆様と考えて、日本企業復活の道を考えていきたいと思います
●日本企業がなぜ、戦後、奇跡的成長をとげ、バブル期以降大失速したのか?
●日本企業の強さとその根底にあるもの
●日本企業の復活の兆し
1.新たな価値観の兆し
-先端リーダー、欧米は実は、日本の強さに気づいている
2.日本企業の隆盛、衰退の歴史
-ゴーン改革以降失速した日本企業
-その背景となる思想、価値観
(日本的価値観 vs 似非欧米型価値観vs 欧米型価値観)
3.日本企業の強さを思い出す
-5つの強さ(現場、社員、顧客、哲学、行動)
-欧米を形だけ真似た似て非なるマネジメント
-偉大な日本の経営者
4.日本企業の復活に向けて
-5つの処方箋
-2028には復活する
5.質疑応答/名刺交換
※プログラムは最新動向を踏まえ変更する可能性があります。
社会変革アーキテクト ビジネスクリエーター 経営コンサルタント/〜2008年 アクセンチュア(株) 統括エグゼクティブパートナー(通信)/2009年〜(株)ICTソリューション・コンサルティング 代表取締役社長(現職)/(株)デジタルイノベーション研究所 代表。
2002年 アクセンチュアグローバルよりQVS大賞受賞(グローバルベストコンサルタント)。長年に渡り、ICT業界(通信/IT/メディア)における各リーディングカンパニーの事業転換戦略、サービス開発、BPR戦略、及び事業構造転換(チェンジマネジメント)を支援。ICT戦略を通じて、各インダストリ(製造/流通/公共等)のイノベーションを支援。従来の業種別事業戦略から、業種横断的バリューチェーン戦略への転換を提言。伝統的なコンサルティングサービスに飽き足らず、イノベーティブなコンサルティングサービス(クロスインダストリ/ICT活用/仮説検証/対話型)の実績と更なるチャレンジ。近年は、総務省/文科省/経産省等への政策提言、及び、経営コンサルティング会社(国内外)/シンクタンクへのコンサルティングを実施。
【主なクライアント】大手通信会社大手IT会社へのコンサルティング、大手コンサルティングファーム、大手シンクタンクへの幹部教育、コンサルティング、政府への政策提言他多数。