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車載用48Vシステムの最新動向とテスラの戦略〜今後の市場拡大に向けた可能性〜
2月15日(木) 終了済
名古屋大学 未来材料・システム研究所
名古屋大学大学院 工学研究科 電気工学専攻 教授
山本 真義(やまもと まさよし) 氏
2016年に車載応用が始まった48Vシステムはマイルドハイブリッドシステムとして機能してきたが、現在はその廉価性、汎用性、安全性、高性能の視点から、電気自動車の補機のみならず、車両駆動用の主機においても適用される事例が散見される。
本セミナーではマイルドハイブリッドシステムにおける48Vシステムの概要、利点、問題点を洗い出し、その技術的な現在地を確認する。特に48Vシステム用補機の事例とその効果を燃費換算した結果も紹介する。さらにEVにおける応用事例も紹介し、今後市場拡大する48Vシステムの可能性について技術的な知見から検証していく。
1.48Vシステムの概要
2.マイルドハイブリッドシステムの概要
3.マイルドハイブリッドシステムに適用される補機類
4.EVにおける48Vシステム(主機)
5.EVにおける48Vシステム(補機)
6.今後の48Vシステムの可能性
7.質疑応答/名刺交換
2003年 山口大学理工学研究科博士取得後、サンケン電気株式会社、島根大学総合理工学部講師を経て、2011年より島根大学総合理工学部准教授着任。2017年より名古屋大学未来材料・システム研究所教授着任。パワーエレクトロニクス全般 (磁気、制御、回路方式、半導体駆動)に関する研究に従事。博士 (工学)。IEEE、電気学会、電子情報通信学会会員。応用は航空機電動化、自動車電動化、ワイヤレス給電の三本柱。日本の大学研究室としては珍しく、共同研究企業は40社を超え、海外の完成車メーカーとも強いコネクションを持つ。産学連携活動を強力に推進しており、企業との共同特許出願数も多数。共同研究だけでなく、各企業の戦略コンサルタントも請け負い、技術顧問としての活動も幅広い。