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蓄電池事業の規制と制度〜長期脱炭素電源オークションを踏まえて〜
1月15日(月) 終了済
長島・大野・常松法律事務所
パートナー・弁護士
藤本 祐太郎(ふじもと ゆうたろう) 氏
長島・大野・常松法律事務所
パートナー・弁護士
渡邉 啓久(わたなべ よしひさ) 氏
再生可能エネルギーの可及的導入や安定供給の達成に欠かせない技術として蓄電池事業が大きな注目を集めており、様々な形で事業スキームが検討され、また法整備が進められています。特に、長期脱炭素電源オークションの初回応札を2024年1月に控え、その対象となる系統用蓄電池に関しては、法規制・事業スキーム・ファイナンス等の様々な観点から急ピッチで準備が進められている状況です。
本講義では、蓄電池事業に関わる法規制や長期脱炭素電源オークションのほか、プロジェクトファイナンス、卸電力取引所・需給調整市場等の市場取引といった観点も含めて、蓄電池に関連する最新の動向を概説いたします。
1.蓄電池事業の最新動向
(1)カーボンニュートラルと蓄電池事業
(2)蓄電池に関する国内外の政策的支援
(3)蓄電池サプライチェーンに関する論点
2.蓄電池事業におけるプロジェクトファイナンス・法規制
(1)蓄電池事業のプロジェクトファイナンスの調達
(2)蓄電池事業に関連する法規制の概観
3.電気事業における系統用蓄電池
(1)系統用蓄電池と電気事業制度
(2)系統用蓄電池と市場取引
(3)長期脱炭素電源オークション
4.質疑応答/名刺交換
2007年 京都大学法学部卒業。2008年 長島・大野・常松法律事務所入所。2014年 University of Pennsylvania Law School 卒業(LL.M. with Distinction)。2014年〜2015年 Isuzu North America Corporation勤務。2015年〜2017年 経済産業省電力・ガス取引監視等委員会総務課課長補佐(法令担当)。2022年〜 電力広域的運営推進機関「広域連系系統のマスタープラン検討委員会」委員。2023年〜 電力広域的運営推進機関「広域系統整備委員会」委員。現在 長島・大野・常松法律事務所 パートナー・弁護士。
2007年 慶應義塾大学法学部卒業。2009年 慶應義塾大学法科大学院修了。2010年 長島・大野・常松法律事務所入所。2016年 University of San Diego School of Law卒業(LL.M., Magna Cum Laude)。2016年 Slaughter and May(London) 勤務。2023年〜 慶應義塾大学大学院法務研究科非常勤講師。現在 長島・大野・常松法律事務所 パートナー・弁護士。