会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【一歩先の中国ビジネスの可能性と市場攻略に向けて】
〜新消費・新ブランド・新市場〜
10月20日(金) 終了済
株式会社伊藤忠総研 産業調査センター 主任研究員
趙 偉琳(ちょう いーりん) 氏
中国が「世界の工場」から「世界の市場」へと変貌するだろうと言われるようになってから、ずいぶん長い年月が経過している。14億人の人口を抱える中国はいずれ、単なる製造拠点ではなく、巨大市場になるとの期待は続いているが、経済減速に直面する中国は有力な消費市場になるどころか、むしろ停滞しているのではないかと懸念されている。
一方では、中国の消費市場を長期的な視点で考察すると、一人当たりGDPの増加と消費規模の拡大が続いており、デジタル化の進展とともにECをはじめとする購買のチャネルも決済手段も多様化し、消費分野の成長に寄与している。また、サービス消費の割合が上昇を続けるなど、消費構造も大きく変化している。
当セミナーでは、中国の新発展戦略を説明したうえで、中国市場の変化を「新消費・新ブランド・新市場」との特徴から分析し、一方先の中国ビジネスを考察する。
1.中国の新発展戦略(双循環、デジタルチャイナ、グリーン成長)
2.新消費・新ブランド・新市場
3.「デジタル世代」・「下沈層」・「愛国消費主義者」細分化する消費
4.中国市場の攻略
5.質疑応答/名刺交換
●『2030年中国ビジネスの未来地図:9億人新市場が誕生する日』(2023年・東洋経済新報社)を進呈
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中国遼寧省瀋陽市出身、2002年に来日。2008年東京工業大学大学院社会理工学研究科修了、イノベーションの制度論、技術経済学にて博士号(学術)取得。早稲田大学商学学術院総合研究所、富士通総研を経て2019年9月より現職。中国のニューエコノミーと産業動向、特にデジタルイノベーションとその社会・経済への影響に関する研究を行い、プラットフォーマーやテックベンチャーなどの先端企業に詳しい。近年は中国市場の変容や消費分野のイノベーションに注力。メディア寄稿・講演多数。早稲田大学商学部にて「中国ビジネス論」を担当する。著書に『BATHの企業戦略分析-バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイの全容』(日経BP社)、『チャイナテックー中国デジタル革命の衝撃』(東洋経済新報社)。『2030年中国ビジネスの未来地図:9億人新市場が誕生する日』(東洋経済新報社)。