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カーボン・クレジット市場開設/GX-ETSの試行フェーズ開始
10月 6日(金) 終了済
森・濱田松本法律事務所 弁護士
鮫島 裕貴(さめしま ゆうき) 氏
2050年カーボン・ニュートラルの達成実現には、カーボン・クレジットや排出量取引などの経済的なツールが必要不可欠と言われています。2023年にはGX推進法・GX脱炭素電源法が成立し、GX-ETSの試行フェーズが開始し、東京証券取引所のカーボン・クレジット市場の開設が予定されるなど、カーボン・クレジットや排出量取引を巡る環境は急速に変わりつつあります。
そこで、本講演では、カーボン・クレジットや排出枠の基本的な考え方から取引に当たって留意すべき点や最新動向までを幅広く取り上げることとしています。
1.カーボン・クレジットの基礎
(1)カーボン・クレジット/排出量取引とは
(2)非化石証書との違い
2.カーボン・クレジットの活用方法と留意点
3.カーボン・クレジットの取得に当たっての留意点
(1)市場取引
(2)相対取引
4.カーボン・クレジットの法的性質についての考察
5.カーボン・クレジットを巡る最新の動向と考察
・カーボン・クレジット市場の創設
・JクレジットのCORSIA申請
・カーボン・クレジットのトークン化
・GX-ETS等々
6.質疑応答/名刺交換
カーボン・クレジットの創出・活用・売買に関する法的助言、カーボン・クレジットを創出するプロジェクトのフィージビリティ調査や法的支援等を主たる業務分野の一つとしている。また、再生可能エネルギー分野(太陽光、バイオマス、洋上風力、陸上風力、地熱)の開発・セカンダリー案件におけるデューディリジェンス・契約交渉など豊富な経験を有する。FIP制度・コーポレートPPA・非化石証書を用いた取引についても多数のアドバイス実績を有する。
2013年東京大学法学部卒業、2015年弁護士登録、2016年森・濱田松本法律事務所入所、2019年〜2020年みずほ証券株式会社グローバル投資銀行部門プロダクツ本部出向、2022年カリフォルニア大学バークレー校ロースクール修了(Business Law Certificate及びCertificate of Specialization in Energy & Clean Technology Lawを取得)、2022年〜2023年森・濱田松本法律事務所シンガポールオフィスにて勤務(2022年シンガポール外国法弁護士登録)、現在は森・濱田松本法律事務所東京オフィスにて執務。