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〜看護師長の育成も同時に実現〜
9月21日(木) 終了済
株式会社日本経営 副部長
兄井 利昌(あにい としまさ) 氏
看護人材の確保が困難、残業で看護師が疲弊している、離職が止まらない等、看護部を取り巻く状況は厳しいものになっています。しかし、中心となって改革を期待されている看護師長が最も疲れ切っている状況が多々みられます。このような中でも、離職防止に向けた看護部の取組み(改善活動)は必須であり、改善活動により成果を出していかなければ看護部、更には病院経営自体が危ぶまれる状況です。
看護師長を中心にどのように離職防止に取り組むか、また、病院としてどのようなバックアップが必要か。本セミナーでは、離職防止にかかる取り組みにおいての具体的な改善体制の整え方、実践手法をご紹介します。
・改善活動は、離職防止だけではなく、生産性向上、患者価値の向上等様々な効果が期待できます。
・改善活動により、その職員のプライベート・私生活の充実も期待できます。
改善活動を看護師長育成の機会とし、その活動結果が様々な成果を生む。そして新たに難易度の高い改善に取り組み、それがまた看護部師長育成の機会になる。本セミナーでは、この流れを構築し、高回転で行う方法をお伝えいたします。
<受講するメリット>
・看護部全体で離職防止活動に取り組める改善体制が学べます。
・具体的に院内で活用できる改善テクニックが学べます。
<こんな方におすすめ>
・離職防止策の改善に取り組んでいるが上手く進んでいない方
・改善活動に看護部以外の経営層も巻き込みたいが巻き込めていない方
・改善したいが他部門が協力してくれないと考えられている方
1.(前提)業務改善により、職員のやりがい・幸せを実現する。
(1)人が少ないのではなく、ムダが多いと捉える視点
(2)毎日14キロ移動する病棟が、5キロ移動に変わったときに起きた変化。
(3)改善活動のない職場で発生する離職文化
(4)「改善したくても人が不足で改善できません」問題をどのように考えるか。
2.病棟業務改善を離職防止につなげるポイント
(1)なぜ改善活動は離職防止と師長育成につながるのか。
(2)ムダにより発生する疲労が離職につながる。
(3)病棟業務でよく発生する7つのムダ
(4)NKリーン手法を、「離職防止活動」と「看護師長育成」とのキッカケに。
(5)看護部だけでは解決できない!経営層・他職種を改善活動に巻き込む体制づくり。
(6)改善成果はスモールスタート・改善推進体制・進捗管理(PDCA)で決まる。
3.看護師長職育成において必要な考え方と、今求めたい役割。
(1)今求めたい看護師長の役割とその実践方法
(2)スーパー師長が活躍できる病棟から、師長全員が活躍できる病棟へ。
(3)マネジメント管理を仕組化する(PDCAサイクルの仕組化と日常の業務管理見える化の取組み)
(4)看護病棟改善プログラムのご紹介
4.質疑応答/名刺交換
(株)日本経営において東京病院組織・人事コンサルティング部門の責任者として、厚生労働省からの委託事業としてタスク・シフティング等の医師の働き方改革に関連する勤務環境改善にかかる調査研究を実施。15年以上に渡り医療機関の人事・労務・その他組織開発に関わるコンサルティングに従事し、医師の働き方改革支援コンサルティングにおいては、医師と協同した改善活動や働き方改革の意義・目的の周知等豊富な経験を有す。