SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

欧米自動車メーカー最新動向の現地報告

〜BEV、充電インフラ、自動運転、コネクティッド系の今後の見通し〜

No.
S23463
会 場
SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2
ザイマックス西新橋ビル4F
開催日
2023年10月 4日(水) 13:00~16:00 終了済
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受講料
1名につき 33,330円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

10月 4日(水) 終了済

欧米自動車メーカー最新動向の現地報告

Lead Innovationセンター株式会社 代表取締役
大阪大学大学院 工学研究科 招聘准教授
藤本 雄一郎(ふじもと ゆういちろう) 氏

13:00~16:00

2015年頃から現在まで、コロナ時期を除き、ずっと欧米等海外滞在しているLead Innovationセンターによる「BEVの各技術や充電インフラ、ADASやAutonomous Driving(AD)、V2Xなどの開発変遷や今後の普及見通し」をお話致します。
「どこまでBEVは普及し、収益を上げることができるのか」、「BEVのメイン電圧は800V帯以上になるのか」、「長い充電時間はいつ解消され、どのAC/DC充電容量が中心になるのか」、「車載アーキテクチャは、今の分散型の各ECU制御から、セントラルコンピュータによる中央制御型にいつ変わるのか」、「自動運転Lv4は拡がるのか、その時の車載カメラ・ミリ波レーダ・LiDAR、AD-ECUはどのような配置や制御分担になるのか」、「車載センサベースのADAS制御から、クラウドと連携した走行環境の認知・判断処理にいつ移行するのか」
などについて、各海外メーカーの考えや開発動向をお話していきます。

1.どこまで欧米中韓OEMはBEV開発が進んでいるのか?
 (1)800VベースBEVプラットフォームの標準化(高級車だけでなく量産車でも活用)
 (2)eAxleなどの駆動系と充電系コンバータのモジュール化
 (3)BEVで粗利率10%以上を確保できるOEMは一握り
2.BEVはソフトウェアアーキテクチャの戦いが本質
 (1)BEVはWinners-take-allの仕組みであり、全固体電池の製品化だけでは国内勢の逆転は困難?
 (2)セントラルコンピュータ/High Performance Computer、ゾーンECU、Ethernet網の車載化進展度
 (いつ普及して、どう競争環境が変わるのか)
3.欧米の充電インフラやV2Gの最新動向
 (1)今後の充電ユースケースはSoC80%までは10分以内に
 (2)AC充電は11kW?22kW、DC充電は100kW?150kW(車載800V連系)をメインに
 (3)米国ではNACSで統一され、CHAdeMOはなくなるのか?
 (4)電力需給調整市場などのアンシラリーサービスとBEVの本格連携の可能性
 (V2Gの普及や収益化時期)
4.ADAS/AD等安全系やV2Xコネクティッド系の動き
 (1)V2VやV2C2Vを重視したADASおよびADの進化
 (2)低遅延性の走行制御から、多数の軌道計画を基にした予測ベースの走行制御へ
 (3)予測型走行制御のカギを握るコア半導体や車載通信ネットワーク化
 (4)Ethernet、ゾーンECU、セントラルコンピュータECUの車載化に伴う競争軸の大変革
 (完成車OEMだけでなく、ティア1でも高収益と低収益に大きく分かれる)
5.質疑応答/名刺交換

藤本 雄一郎(ふじもと ゆういちろう) 氏
通商産業省(現経済産業省)産業技術課などにて、研究開発促進税制や大学等技術移転促進法などを担当。国内外の流通GMSにて、国内販売や海外商品バイヤーなどに従事。その後、製造業向けコンサルティング会社にて、自動車や電子制御、機能材料、エネルギーインフラの海外プロジェクトなどを担当し、Lead Innovationセンターを立ち上げ。自動車の全領域やエネルギー系などの研究開発や海外展開コンサルティングを多数実施中。https://lead-innovation-center.com/company
主な著書や新聞連載は、「破壊的イノベーション(単著)」、「自動車のマルチマテリアル戦略(共著)」、「自動運転のための高精度センシング技術(共著)」、次世代EVと電力の統合システム化 | 電気新聞ウェブサイト (denkishimbun.com) など。現在、先端技術の実践学習の場である「ゲームチェンジャー育成アカデミー」の責任者も務めている。https://lead-innovation-center.com/game-changer