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ホログラム技術と
9月 8日(金) 終了済
株式会社 IBLC 顧問
横浜国立大学 理工学部 非常勤講師
桜井 宏巳(さくらい ひろみ) 氏
近年、AR/VR技術がさまざまな産業分野に展開されるに伴い、ホログラム技術を絡めたヘッドアップディスプレイ(HUD)やヘッドマウントディスプレイ(HMD)の開発が盛んになっている。ホログラム技術は80年ほどの開発期間を経て、当初のグラフィックアート製品からPOSスキャナやセキュリティ製品等への応用に発展し、最近はソニー製ARシースルーグラスや米国デジレンズ社の導光板を始めとする光学素子としての実用化が進んでいる。
本講演では、ホログラム技術の基本原理や特徴などを紹介し、記録材料やこれらの技術を応用したHUDシステムの開発状況および実用化の課題、今後の展望等について解説する。
1.ホログラムの基本原理と記録再生
2.ホログラム記録材料
3.HUD搭載の意義
4.HUDシステムの実写搭載
5.HUD開発動向と技術課題、および今後の展望
6.質疑応答/名刺交換
1984年 早稲田大学理工学研究科後期博士課程修了・工学博士。1984年〜2010年 AGC株式会社 (元旭硝子株式会社)入社 研究開発業務従事。半導体材料開発、素子プロセス開発。ホログラム応用開発(HUD、HMD)。ホログラフィックデータストレージ材料開発。ディスプレイ部材開発(偏光素子、光学フィルム他)。2010年〜2014年 AGC株式会社開発本部技術統括室(統括主幹)。2015年〜現在 株式会社IBLC顧問(コンサルタント)。横浜国大理工学部非常勤講師。学会活動 SID会員、SID日本支部評議委員。