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【米欧で進むAI規制】
〜生成AIブームのなかで激変する法制度と、トラスト確保のための戦略〜
7月26日(水) 終了済
米国Robust Intelligence
Government Relations Operations Lead
佐久間 弘明(さくま ひろあき) 氏
AIの社会実装はここ数年急速に進んでいるが、特に直近では、ChatGPTをはじめとする生成AIブームがあらゆる産業を巻き込む勢いで広がっている。
しかし、新技術に対する期待の高まりの裏には、必ずリスクが存在する。今日「AIリスク」として知られつつある問題群は、多くが他のソフトウェアのもつリスクと質的に異なるものだ。各国政府も激しい技術変化を踏まえ、新たな規制の導入などの対応策を今まさに模索している。
本講演では、はじめにAIリスクの基本的な考え方を説明したのち、それに関わる国内外の法制度の動向を概観し、最後に企業・個人それぞれに求められるこの技術との向き合い方について議論したい。
1.進むAIの社会実装と、生成AIのもつ可能性
2.AIリスクとは何か
(1)AIと他のソフトウェアとの違い
(2)「3つのリスク」の考え方
3.AIリスクを受けて変化する法制度
4.企業にいま求められる「AIガバナンス」
(1)各種ガイドラインからみる、目指すべきガバナンス像
(2)リスク検証技術の最先端
5.AIと向き合うユーザが気を付けるべきこと
6.質疑応答/名刺交換
新卒で入省した経済産業省にて、デジタルプラットフォーム取引透明化法の策定、接触確認アプリのプライバシー影響評価などのAI・データにかかわる制度整備・運用に従事。その後、ベイン・アンド・カンパニーにて、運輸、製造、保険といった諸業界の大手企業の経営戦略・顧客戦略策定に関わる。2023年2月からRobust Intelligenceに参画し、日本市場におけるオペレーションおよび政策企画を担当。企業のガイドライン対応や行政とのコミュニケーション支援も実施。