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【5G時代のケーブルビジネスの未来】
〜各社の地域 DX の事例と展望〜
7月11日(火) 終了済
となみ衛星通信テレビ株式会社 代表取締役専務
宅見 公志(たくみ こうじ) 氏
弊社が事業を展開する富山県では、国立社会保障・人口問題研究所によると、現在比で人口が約20%減少すると予想されております。これにともない、今後BtoC事業は大きな影響を受けることが必至です。一方で、地域での産業や行政分野でも人手不足が顕著になります。実際にすでに多くの地域の中小企業では人手不足の影響がでてきています。この状況をうけ、ITやデジタルで地域全体のDX推進していくことが非常に大事であると考えます。
CATVならではの「人×通信×ソリューション」を組み合わせたDXの推進は地域社会に大きく貢献できる可能性があり、現時点での具体事業例や今後の構想についてお話ししたいと考えます。
1.世帯数減にともなうBtoC事業への影響
2.自治体/企業向け地域DX事業の重要性
3.CATVによる地域DXの具体事業例と構想
4.質疑応答
株式会社シー・ティー・ワイ
ICTソリューション推進部 取締役部長
安達 勝也(あだち かつや) 氏
昨今、地域を取り巻く環境は大きく変化し、これに伴い地域の課題やニーズも多様化・複雑化。対応するサービスは、枚挙にいとまがありません。そこで株式会社シー・ティー・ワイでは地域でのスマート化を推進し、安全安心、にぎわいの創出、利便性向上など、地域の方々と一緒になっての課題やニーズに対応しているところです。
本講座では、わたくしどもと地域のみなさんとの取り組みの事例を交えて紹介いたします。
1.CTYの地域ICT事業への取り組み
2.地域BWAを活用したスマートシティの活動事例
3.全国初のローカル5G 公道・面的整備に至った経緯
4.ローカル5Gの活用事例
5.質疑応答
株式会社秋田ケーブルテレビ
/CNA カスタマー本部 マネージャー
石井 浩幸(いしい ひろゆき) 氏
分野・場所が異なる利用シーンでミリ波とSub6基地局を稼働しています。R4年度は、総務省開発実証提案が採択され、洋上風力発電での利用シーンを想定した実証を行いました。これら事例の紹介とともに、無線全般について自分たちの現在位置と実用・商用に向けて考えることなどについてお話ししたいと思います。
1.ローカル5Gに取り組むわけ
2.地域から見るローカル5G・DXの戦略
3.CNAローカル5G事例(開発実証事例中心に)
4.ローカル5Gを使ってみて
5.現在位置と今後に向けて
6.質疑応答
ケーブルテレビ株式会社 技術部 部長代理
日里 友幸(にっさと ともゆき) 氏
ケーブルテレビ株式会社ではローカル5Gを用いた地域課題の解決に取り組んできましたが、現在は実証が殆どで実装(商用化)に至っていません。またローカル5G以外にもいろいろな無線技術を導入していますが、これらの技術は地域のDX化やICT推進に大いに資するものと考えています。無線事業の実装への課題や、今後適用が期待される地域課題解決等をお話させていただきます。
1.ケーブルテレビ株式会社の無線事業への取り組み
2.地域の課題発見とその解決まで
3.ローカル5G実証の取り組み
4.実証から実装への課題
5.質疑応答
株式会社TSTテクノ 代表取締役社長/となみ衛星通信テレビ株式会社 代表取締役専務。
大手通信会社 法人営業等に従事し、2020年、株式会社シー・ティー・ワイへ入社、自治体・法人のソリューション営業部門と情報システム部門の長に着任し、現在に至る。
民生映像音響機器メーカーにて主にビデオ関連製造技術開発に従事した後、部品メーカーで高周波民生製品の設計、ソフト開発、生産設備の自動化、海外生産立ち上げ等多岐にわたり従事。2006年株式会社秋田ケーブルテレビ入社、幹線設計監理、放送系サービス、地域BWA・ローカル5Gの立ち上げと運用に従事。
1980年 栃木県栃木市生まれ。2003年 ケーブルテレビ株式会社入社(当時 栃木ケーブルテレビ株式会社)技術部へ配属。FTTHネットワークの構築・運用、プライマリ電話・ローカル5G等の新規サービス導入に携わる。