SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【テレビ離れは本当か?】

2023年放送界を考える

〜放送行政の行方と、テレビとインターネットのこれから〜

No.
S23342
会 場
紀尾井フォーラム
東京都千代田区紀尾井町4-1
ニューオータニガーデンコート1F
開催日
2023年 6月27日(火) 14:00~16:00 終了済
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受講料
1名につき 33,220円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は配信日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

6月27日(火) 終了済

2023年放送界を考える

立教大学 社会学部長 教授
砂川 浩慶(すなかわ ひろよし) 氏

14:00~16:00

普段、学生と接していると「テレビ離れ」はしているが、「テレビ番組離れ」はしていないと感じている。授業で定点観測している「学生のメディア接触調査」を元に、どのような変化が起こっているかを実感から話してみます。
今年は5年に一度の再免許年です。3月の放送法改正をめぐる総務省「行政文書」騒動も再免許年だからとの見方もあります。再免許の特徴と今後の行政施策について、放送コンテンツの制作・流通の促進に関するワーキンググループの議論も紹介しながら解説したいと思います。TVerの同時配信が始まって1年、NHKのインターネットサービスを本来業務に位置づけるかとの議論もあります。テレビとインターネットの関係を改めて整理してみたいと思います。
今回のセミナーでは、このような放送に関する動きを俯瞰し、今後について考えてみたい。

1.若者のメディア接触を考える
 (1)「学生のメディア接触調査」解説
 (2)乖離するテレビ業界と若者のメディア利用
 (3)今後求められる対応策

2.一斉再免許
 (1)2023年再免許の特徴
 (2)総務省「行政文書」騒動の意味
 (3)フジテレビ、テレビ朝日は免許制度改正に対応するか

3.放送行政の現在と今後
 (1)放送コンテンツの制作・流通の促進に関するワーキンググループの議論
 (2)想定される今後の放送行政
 (3)NHKはどこへいく

4.テレビとインターネットのこれから
 (1)YouTubeとテレビ
 (2)有料と広告
 (3)これからの映像サービスを担うものは

5.質疑応答/名刺交換

砂川 浩慶(すなかわ ひろよし) 氏
1963年 沖縄生まれ。1986年 早稲田大学教育学部卒。同年 (社)日本民間放送連盟に入り、放送制度、著作権、地上デジタル放送などを担当。2006年3月に退社し、同年4月から立教大学社会学部メディア社会学科准教授。2016年4月から教授、2023年4月から現職。主な研究テーマは、放送制度・産業論、コンテンツ流通論、ジャーナリズム論など。主な論考に、「放送法を読みとく」(2009.編著、商事法務)、「地上テレビ放送のデジタル化」(2007.『放送ハンドブック』日本民間放送連盟編)、「日本の放送制度」(2001.『放送制度の現代的展開』有斐閣)、「安倍官邸とテレビ」(2016.集英社新書)など。