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【環境省/愛知県/NRI】
6月12日(月) 終了済
環境省 地球環境局 地球温暖化対策課
地球温暖化対策事業室 室長補佐
芥川 淳一(あくたがわ じゅんいち) 氏
水素は、利用時にCO2を排出しないため、環境負荷を低減することができ、再生可能エネルギーからつくる水素はさらにその効果が期待できます。また、水素は貯蔵することができ、燃料電池等を通じて電気エネルギーや熱エネルギーとして供給可能なことから、様々な面で期待が高まっているところであります。
環境省では地域の再エネ資源等を活用し、水素の特性を活かした事業を実証してきました。これまでの各地域での水素利活用を中心に、社会実装に向けた様々な取組みについて、紹介させていただきます。
1.地域における水素社会の意義
(1)水素とは (2)目指すべき水素社会
2.環境省における水素実証事業
(1)これまでの水素事業 (2)今後の展開
3.課題と今後の政策
(1)水素普及に向けた課題 (2)課題解決について
4.質疑応答/名刺交換
愛知県 経済産業局 産業部 産業科学技術課
新エネルギー産業グループ 課長補佐
浅野 健一(あさの けんいち) 氏
愛知県では、水素社会実現に向けた取組みを推進しており、2022年2月、中部圏の自治体、経済団体等とともに「中部圏大規模水素サプライチェーン社会実装推進会議」を設立しました。現在は「中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議」として、水素・アンモニアのサプライチェーンの構築とカーボンニュートラルの実現に向けた取組を推進しております。
2023年3月、当地域の指針となる「中部圏水素・アンモニアサプライチェーンビジョン」を公表しましたので、ご紹介をいたします。
1.水素社会実現に向けた愛知県の取組み
2.中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議の推進
3.中部圏水素・アンモニアサプライチェーンビジョンの説明
(1)中部圏を取り巻く現状 (2)目指すべき中部圏のミライ (3)中部圏における取り組み方向性
4.質疑応答/名刺交換
(株)野村総合研究所 事業共創コンサルティング部
コンサルタント
川相 誓也(かわい せいや) 氏
水素エネルギーは、脱炭素の実現手法の1つとして長年検討されてきたテーマですが、近年欧米中の三極を中心に、官民でその活用に本腰を入れる動きが急加速しています。NRIでは、水素市場について予測調査を行っており、その結果を、企業の戦略転換や強化のきっかけにしていただきたいと考えております。
水素は供給タイプにより、グレー水素・ブルー水素・グリーン水素に大別されますが、その中でも主流となるとされるグリーン水素を例としながら、3つの市場参入アプローチについて、ご紹介させていただきます。
1.グローバルにおける水素ビジネスの現状
2.水素市場についての将来予測
3.グリーン水素市場参入の3つのアプローチ
4.質疑応答/名刺交換
2004年4月 大阪市に奉職。交通騒音・振動対策業務、工場、事業場における大気、悪臭、騒音、振動、アスベスト規制業務、大気、水質常時監視業務を経て環境影響評価業務に従事してきた。2023年4月から現職(環境省地球温暖化対策業務)を担当している。
1996年4月 愛知県入庁。商業・工業分野を歴任。2015年4月 産業労働部商業流通課主査。2022年4月 現職(経済産業局産業部産業科学技術課課長補佐(新エネルギー産業グループ班長))。
2021年4月 野村総合研究所入社。主に民間企業に対して、水素・電池などカーボンニュートラルに関わる事業機会探索・市場参入戦略検討・事業計画検討をご支援。