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〜アジャイルエナジーXが推進する
“Mega Watt To Mega Hash”(MW2MH)事業〜
6月29日(木) 終了済
株式会社アジャイルエナジーX 代表取締役社長
立岩 健二(たていわ けんじ) 氏
2050年カーボンニュートラル実現に向けて、エネルギー・電力業界では様々な取り組みが行われていますが、出力抑制や系統混雑により、日本の再エネ資源を最大限に活かすことが困難な状況にあります。
本講演では、東京電力パワーグリッドの社内ベンチャーとして設立されたアジャイルエナジーXが、分散コンピューティングにより、再エネ導入最大化と系統最適化を図るという、斬新な事業モデルについて紹介します。
また、分散コンピューティングの中でも、現時点で世界で最も柔軟な電力需要設備といえる、ビットコイン・マイニング装置を用いた事業構想と今後の展望について解説します。
1.自己紹介
2.ブラックスワンとアンチ・フラジャイル
3.日本のエネルギー・電力事情
4.アンチ・フラジャイルなエネルギー基盤
5.“Mega Watt To Mega Hash”(MW2MH)プロジェクト
6.アジャイルエナジーXの設立と事業概要
7.世界の動向
8.質疑応答/名刺交換
1994年:京都大学工学部原子核工学科卒業
1996年:京都大学工学研究科エネルギー応用工学専攻修了
1996年〜:東京電力株式会社入社。新型原子炉の安全設計等に従事
2000年初頭:米国エネルギー企業「黒船」エンロンの国内電力市場への参入により業界に衝撃が走ったことを
きっかけに、日本のエネルギー基盤を支えられる「技術のわかる経営者」となるべくMBA取得を
目指す
2004年:スタンフォード大学MBA取得
〜2011年:日本の電力会社初となる海外原子力事業への出資参画を主導
2011年〜:福島第一原子力発電所事故対応に関する国際業務等に従事
2018年〜:エネルギー産業のイノベーションを通じて福島復興への責任を貫徹する方策を模索する中、
分散コンピューティング技術を活用した革新的な事業を構想
2022年:株式会社アジャイルエナジーX設立
【保有資格等】
原子炉主任技術者、技術士(原子力・放射線)、英検1級