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森ビル/SOMPOインスティチュート・プラス
6月12日(月) 終了済
SOMPOインスティチュート・プラス株式会社
企画・公共政策グループ 副主任研究員
宮本 万理子(みやもと まりこ) 氏
グリーンインフラは、自然環境が持つ防災・減災、地域振興、環境といった各種機能を活用した取組みとされ、国土形成計画に盛り込まれた考え方です。気候変動対策や、生物多様性保全と密接不可分とされ、CO2吸収削減対策や雨水貯留浸透対策、里山保全等の取組みとされています。
今後市場規模の拡大が予測されていますが、企業では注目が集まりつつあるものの、何から着手すべきかは模索段階です。そこで本講演では、グリーンインフラを取り巻く動向と、企業としてのグリーンインフラを通じた事業展開の可能性についてご紹介します。
1.グリーンインフラとは
2.グリーンインフラが注目される背景
3.グリーンインフラの日本における現状
4.グリーンインフラを推進する上での課題
5.グリーンインフラの推進策
6.質疑応答/名刺交換
森ビル株式会社 タウンマネジメント事業部 運営部
麻布台ヒルズ運営グループ チームリーダー
中 裕樹(なか ひろき) 氏
森ビルは創業以来、変わり続ける時代の中で、「都市を創り、都市を育む」の理念のもと、細分化された敷地を取りまとめて大きな敷地を生み出し、そこに超高層建築を建てることで、足元に緑豊かなオープンスペースを創出する「ヴァーティカルガーデンシティ」という手法で都市開発を進めてきました。2023年には「Green」と「Wellness」をコンセプトとした麻布台ヒルズが開業します。圧倒的な緑に囲まれ、自然と調和した環境の中で多様な人々が集い、人間らしく生きられる新たなコミュニティの形成を目指す当プロジェクトについて、ご紹介します。
1.森ビルの都市づくりの理念、環境方針
(1)森ビルの街づくりの思想 Vertical Garden City
(2)森ビルの環境理念/環境方針
2.森ビルのタウンマネジメントとは
(1)六本木ヒルズでの取り組み
(2)虎ノ門ヒルズでの取り組み
3.2023年開業予定 麻布台ヒルズ
(1)再開発の経緯とプロジェクト概要
(2)グリーン&ウェルネスをコンセプトとした都市開発
4.質疑応答/名刺交換
2012年東京大学大学院 新領域創成科学研究科 自然環境学専攻 博士課程を修了し、同年に東京大学大学院付 特任研究員(科学技術振興機構「気候変動に対応した新たな社会創出に向けた社会システムの改革」に従事)。
2014年神戸芸術工科大学 デザイン学部 環境デザイン学科 助教、建設系コンサルタントを経て、2022年より現職。緑地環境計画の分野から国土交通政策、地方創生に従事。
1985年5月4日(みどりの日)生まれ。
2008年森ビル株式会社入社。2023年開業予定の麻布台ヒルズのタウンマネジメント企画・街の運営を担当。
2014年の虎ノ門ヒルズ森タワーオープン以来、タウンマネジメント事業部にて虎ノ門ヒルズエリアの運営を担当し、今後開発が広がるエリアのブランディング、プロモーション、イベント企画などを担当。OUR PARKSというコンセプトのヨガ、マーケットなどのイベントを企画、新虎通りエリアでのミューラル(壁画)プロジェクトや六本木ヒルズでの朝のトークイベントHillsBreakfastなども担当。
2019年11月より、タウンマネジメント事業部パークマネジメント推進部に異動し、虎ノ門・麻布台プロジェクト、虎ノ門ヒルズエリアプロジェクトのパブリックスペース活用、緑・環境関連企画の立案を担当。
2023年4月より現職。NPO法人グリーンバード監事や全国エリアマネジメントネットワークの幹事も務める。