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欧州で進む自動車サーキュラーエコノミーとバッテリーリサイクル〜データ基盤となるCatena-XとDPPの意味合い〜
6月 6日(火) 終了済
株式会社ローランド・ベルガー プリンシパル
山本 和一(やまもと わいち) 氏
近年、社会全体としてカーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーへの感度が高まり、その実現が強く求められている。
その中、自動車業界においても、EV化、バッテリーをはじめとした素材のリサイクル、静脈サプライチェーンの構築などの動きがあり、Catena-XやDPP(デジタルプロダクトパスポート)に関する話題も増えている。
本講演においては、自動車にとってのカーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーの全体像と課題を整理するとともに、Catena-Xやバッテリーリサイクルが実現した世界について議論する。
1.自動車を取り巻くサーキュラーエコノミーとカーボンニュートラルの全体像
(1)本質的なカーボンニュートラルに向けた要素の全体像
(2)サーキュラーエコノミー構築に向けた課題
2.サプライチェーンをつなぐCatena-X
(1)Catena-Xの狙い
(2)想定されるユースケース
3.バッテリーリサイクルとDPP
4.日系メーカーに求められる構え
5.質疑応答/名刺交換
慶應義塾大学理工学研究科修士課程修了後、ローランド・ベルガーに参画。
自動車、航空などのモビリティー分野、及び製造業を中心に、幅広クライアントにおいて、ビジョン策定、事業戦略、新規事業戦略、戦略の実行支援など、多様なプロジェクト経験を有する。
また、官公庁への支援も豊富であり、多様のステークホルダーを俯瞰した日本の産業競争力の強化へも取組む。