会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【米国放送の現場で何が起きているのか?】
〜AI、フルトラ、VR、メタバースなど先端技術活用と映像コンテンツの未来〜
5月 9日(火) 終了済
デジタルメディアコンサルタント
(同)江口靖二事務所 代表
(一社)デジタルサイネージコンソーシアム 常務理事
江口 靖二(えぐち やすじ) 氏
本講演ではNAB Show2023の展示やカンファレンスのレポートを中心にして、放送や映像業界でボーダレスに胎動している大きな変革についての話をします。個別の展示についての詳細、あるいは網羅的に紹介するストレートニュースは、既存の各メディアをご覧いただくことができるからです。
NABに限らず、CES2023やIBC2022の内容と、いま現場で実際に起きていることを総合的に捉えて、これからの皆様のビジネスに具体的に役立つ内容にしたいと考えています。
1.ビジネスと制度
・ATSC3.0は日本がベンチマークするべきか
・本命は6G?5Gと放送
・コネクテッドTVの状況
・FASTは本当に急成長しているのか
・IP化が目的ではないIP/クラウド化
2.コンテンツ
・秒速で進化する映像制作におけるAI利用の最前線
・VR/AR/XRのいまとこれから
・フルトラがボカロ以上のインパクトを映像に与える
・イノベーションはスポーツコンテンツが先行する
・リニアTVからノンリニアコンテンツへ
3.近未来図
・メタバースと放送をどう溶け合わせるか
・Object-Based Broadcasting(OBB)はどう語られたのか
・Web3、的なるもの
・映像周辺に置けるNFTの最新情報
4.新カテゴリーの映像制作ビジネスの集積
・安価で短尺なコンテンツ制作マーケットの台頭
・その背景と実態、そして近未来
5.質疑応答/名刺交換
【帰国後の4月24日追記】
日本人参加者はとても少なかったです。日本のメディアも激減していて、日本語のWEBなどのニュースも非常に少なく、かつ残念ながら非常に表面的でした。元々お知らせしている上記の項目については、強弱はありますがお話できると思います。加えて、
・デジタル化以降のNABのポジション=放送の立ち位置に関して
・テクニシャンが常駐して最新技術をアドバイスするYouTuberなど向けのDIYなスタジオニーズ
についてご報告できそうです。
87年慶大卒、同新聞研究所(現メディア・コミュニケーション研究所)修了。(株)日本ケーブルテレビジョン(JCTV)で地上波、BS、CS、ケーブルテレビの業務全般を幅広く従事、AOLジャパン(株)でインターネットと映像ブロードバンド配信の黎明期を経験、(株)プラットイーズを設立し放送通信領域のコンサルティングに従事、08年よりデジタルメディアコンサルタントとして独立し(同)江口靖二事務所を設立。