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サーキュラー・シティへ先陣を切ったオランダ〜循環経済に向けて快走する首都アムステルダムといくつかの自治体〜
4月11日(火) 終了済
ライター・ジャーナリスト
栗田 路子(くりた みちこ) 氏
EUが国連のSDGs(持続可能な開発目標)に歩調を合わせ、「循環経済」を提唱し始めたのは2015年のこと。循環経済パッケージや欧州グリーンディールが打ち出され、EU加盟国は一斉にスタートを切った。
そんな中、2016年に「2050年までのオランダ循環経済」を始動して先陣を切ったのはオランダ。国の号令に応えて、アムステルダム市も国の政策に呼応して循環経済3カ年計画をスタートさせ、コロナ禍やウクライナ戦争によるインフレの影響を受けながらも快走している。理論的な枠組み、熟議の仕組み、そして具体例を、アムステルダム市を中心に、オランダの中小自治体についても眺める。
1.サーキュラーエコノミーへの背景
2.いくつかの理論的モデルと熟議の手法
3.一企業、一個人ではなく、自治体として取り組むことの意義
4.アムステルダム市の取り組み
-3つのバリューチェーン、野心的な目標、具体行動
-結果を検証し、修正する手法
5.その他の例
-ロッテルダム市の場合
-フェンロ市の場合
6.質疑応答
※開催日まで最新の内容を適宜追記して参ります。
EU(欧州連合)諸機関が集まるベルギー・ブリュッセルをベースに活動。上智大学卒業。米国およびベルギーの経営大学院にてMBA取得。メディア・コーディネートや通訳と同時に、執筆を通して、EUおよび加盟国の政治・社会事情(教育、環境、福祉など)を発信中。一般紙(印刷版・オンライン版)の他、環境、消費財、流通などの専門誌に寄稿多数。統括著書に「コロナ対策各国リーダーの通信簿」(光文社新書)、「夫婦別姓ー家族と多様性の各国事情(ちくま新書)がある。