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先端ディスプレイの市場・技術最新動向
5月19日(金) 終了済
分析工房(株) 照明・ディスプレイ事業部
シニアパートナー
服部 寿(はっとり ひさし) 氏
OLED、マイクロOLED、ミニLED、マイクロLEDなどの新しいディスプレイの実用化や開発が進展し、スマートフォン・テレビや・車載・VR/ARなどの分野での新製品のフォルダブルディスプレイやマイクロディスプレイの導入が進んでいる。これらのディスプレイ製造にはそれぞれの技術課題があり、パネルで新材料や新規のプロセス技術が必要となり、未発達の技術がまだ多く残されている。
本講義では、ディスプレイの材料技術、技術開発の経緯と残された課題、ディスプレイ製品の応用動向、競合技術、ディスプレイ工場の投資動向などを網羅的にわかりやすく解説する。
1.先端ディスプレーパネルのアプリケーション、市場規模予測、材料動向
(1)ディスプレイの全体動向
(2)スマートフォンと中型向けの市場と投資
(3)テレビ・広告向けの市場と投資
(4)自動車・航空機向けの市場と投資
(5)AR/VR向けの市場とマイクロOLEDパネルの産業動向
2.OLEDパネルの動向、開発戦略、材料動向
(1)AM-OLED
(2)WOLED、QD-OLED、インクジェットプロセス
(3)マイクロOLED
3.ミニLED・マイクロLEDの市場動向、材料動向
(1)ミニLED
(2)マイクロLED
4.質疑応答
英 Aston Universityにおいて流体工学分野でPhDを取得後、東京エレクトロン、KLA-Tencor などで技術・営業・マーケティング職などで勤務。機械振興協会などの委託で固体素子照明(SSL)開発において先行している海外の国家プロジェクトや企業動向・開発戦略の調査を 2007 年から行なった。
2009年から2010年にかけて照明の環境面を評価する照明学会の「サステイナブル(Sustainable)照明システム委員会」幹事を務め、現在は、分析工房(株)などで企業や公的機関向けのコンサルティングやディスプレイ市場レポートの発行、有機EL材料の輸入、販売を手がける。