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【自動車の情報家電化と共に急変】
〜FPD/タッチパネルのデザイントレンドとサプライチェーン〜
5月12日(金) 終了済
株式会社富士経済 名古屋支社 主任
杉本 智志(すぎもと ともゆき) 氏
CASEの進展により自動車の情報家電化が進む中で、HMIも「走る」「曲がる」「止まる」以外は日常に浸透するスマートフォンライクな操作が可能なディスプレイとタッチパネルに集約される傾向にあります。世界で最も売れているBEVではメータークラスターも排され、ほとんどの表示、操作がタブレット端末のようなディスプレイに集約されています。また、自動車の情報家電化はサプライチェーンにも影響を及ぼしており、スマートフォン業界サプライヤーの参入、FPDメーカーとTier1の競合、Tier1の貼合内製化といった変化が起こっています。
そこで、本講演では車載ディスプレイ/タッチパネル及び構成部材を中心に、デザイントレンドやサプライチェーンの動向をご報告します。
1.車載ディスプレイ/タッチパネルの市場規模予測
(1)FPD
(2)タッチパネル
2.車載ディスプレイ/タッチパネルのモジュール構成動向
(1)FPD(LCD vs. AMOLED)
(2)タッチパネル(アウトセル vs. インセル・オンセル/フィルムセンサー vs. ガラスセンサー)
3.車載ディスプレイのデザイントレンド
(1)大型化(タイリング/ウルトラワイドなど)
(2)フルデジタルメーター/曲面化・異形化
(3)搭載箇所(CID/メータークラスター/HUD/電子ミラー/RSEなど)
4.操作デバイスのトレンド
(1)タッチパネル
(2)タッチスイッチ/音声認識/ジェスチャーインターフェイス
5.部材のトレンド
(1)カバーパネル素材動向(ガラス vs. プラスチック)
(2)貼合手法動向(OCA vs. OCR/オプティカルボンディングなど)
(3)飛散防止・反射防止フィルム
6.サプライチェーンの動向
(1)モジュール(タッチパネルメーカー/FPDメーカー/Tier1/OEM)
(2)部材(カバーパネル/OCA・OCR/飛散防止・反射防止フィルム)
7.質疑応答/名刺交換
富士経済に入社以来、ケミカル/マテリアル分野を担当。プラスチックや機能化学品、電子材料、またその応用分野となる自動車やディスプレイ、半導体分野などのマーケティングリサーチに従事。現在は東海エリアを拠点に自動車業界や石油化学業界、エネルギー業界などの開発に携わる。