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【日韓協業によるアジアエンタメ時代の幕開けへ】
〜韓国のIP制作・展開の躍進と秘訣に迫り、
激変するコンテンツ産業の未来を展望する〜
3月28日(火) 終了済
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科
博士 (メディアデザイン学)
コンテンツプロデューサー
黄 仙惠(ファン ソンヘ) 氏
ドラマ「冬のソナタ」をきっかけに韓流ブームが巻き起こった「韓流元年」2003年から20年、韓国コンテンツは世界中で人気を博している。一時的なブームの後、韓流はどのように進化を続けてきたのだろうか。
講師の近著『韓国コンテンツのグローバル戦略-韓流ドラマ・K-POP・ウェブトゥーンの未来地図』をもとに、韓国コンテンツビジネスが受けた世界的な展開を紹介する。ドラマでは下請け放送局からIPストーリーを展開するスタジオシステムの導入、K-POPではコミュニティプラットフォームを通じたグローバルファンダムの形成、縦スクロールのウェブ漫画、ウェブトゥーンのマーケティング戦略など、なぜ韓国のコンテンツが世界を制覇したのか、その秘密を解説する。
1.韓流がもたらしたモノとコト
2.韓国ドラマの急成長とスタジオシステム
3.K-POP1.0、K-POP2.0、K-POP3.0のビジネス変遷
4.ドラマ、K-POPの次はなぜウェブトゥーンなのか
5.韓国の文化政策、「選択」と「集中」
6.韓流の底力、人材育成の現状
7.質疑応答/名刺交換
メディアデザイン学 博士。1997年より韓国放送公社(KBS)で情報・ドキュメンタリー番組の制作を担当、2002年に来日。一橋大学大学院社会学研究科修士(社会学)、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科博士(メディアデザイン学)取得。2005年からソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社でCSチャンネル編成、制作、購入などの日韓コンテンツビジネスを担当。2013年SR&Produce株式会社を立ち上げ、制作・流通、コンサルティング、執筆、講演を行う。2018年より韓国コンテンツ振興院(KOCCA)日本ビジネスセンターセンター長に就任、韓国コンテンツの日本進出と日韓のコンテンツビジネスの支援活動を行う。2021年より経営情報イノベーション専門職大学(iU)客員教授、李煕健韓日交流財団韓国研究次世代フェローなど、人材育成や日韓協業、研究プロジェクトに携わる。2022年より城西国際大学及び大学院で兼任講師を担当。ビジネスモデルデザイン、表象文化論、韓流エンタテインメント実践を担当する。【著書】『韓国コンテンツのグローバル戦略 韓流ドラマ・K-POP・ウェブトゥーンの未来地図』(星海社、2023)、共著『日韓関係のあるべき姿 垂直関係から水平関係へ』(明石書店、2022)