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我が国の原子力政策の最近の動向
3月22日(水) 終了済
京都大学複合原子力科学研究所 教授
黒﨑 健(くろさき けん) 氏
2022年以降、我が国の原子力政策をめぐる流れが大きく変わろうとしている。これにより、2011年3月の福島第一原子力発電所事故以降停滞していた原子力開発が、徐々に動き始めている。次世代革新炉の開発・建設や運転期間の追加延長に代表されるように、将来にわたって原子力を積極的に活用しようとする我が国の姿勢が明らかになりつつある。本講演では、こうした原子力政策の最近の動向を概説するとともに、原子力のもう一つの側面、すなわち、原子力を活用していくうえで必ず解決しなければならない課題についても概説する。
1.はじめに
2.なぜ原子力なのか?
3.我が国における原子力の立ち位置
4.海外の原子力開発の状況
5.次世代革新炉の開発・建設に向けて
6.原子力をめぐる最近の動向
7.おわりに
8.質疑応答
1995年3月 大阪大学工学部 卒業
1997年3月 大阪大学大学院工学研究科博士前期課程 修了
1998年7月 大阪大学大学院工学研究科博士後期課程 退学
1998年8月 大阪大学・助手(大学院工学研究科)
2007年4月 大阪大学・助教(大学院工学研究科)
2009年4月 大阪大学・准教授(大学院工学研究科)
2019年4月 京都大学・教授(複合原子力科学研究所) 現在に至る