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欧州のEVバッテリーリサイクルの動向-EU電池規則/リサイクルビジネス/自動車メーカーの戦略-
2月10日(金) 終了済
公益財団法人日本生産性本部 コンサルティング部
エコ・マネジメント・センター長
喜多川 和典(きたがわ かずのり) 氏
EU電池規則が公表した法案は、製品の全ライフサイクルにわたる管理を義務づける内容となっている。また、今後幅広い製品品目に展開することを考えているデジタル製品パスポートを、他の品目に先駆けて適用する規定も盛り込まれた。
EUにおいても前例のない、「製造〜消費〜再使用(セカンドライフ)〜リサイクル〜二次材強制利用」に関わる一連のプロセスにおいて、難易度の高い要求事項が導入される見込みである。このような諸々の課題への対処は、これまでの自動車・電池ビジネスのやり方では乗り切るのは難しく、欧州では様々な問題解決型のビジネスモデルの開発をはじめ、企業の取り組みが活発化してきている。
本講義では、これらの動向について、法律及び企業の対応を含め、幅広く解説する。
1.EUバッテリー規則の改正案の概要
2.欧州におけるリチウムイオン電池リサイクル施設の開発状況
3.EVバッテリーのセカンドライフに対応したビジネスの展開事例
4.EUにおける電池リサイクルビジネスの新規開発に関するケーススタディ
5.欧州自動車メーカーの動向
6.質疑応答/名刺交換
長年にわたり、行政・企業の環境に関わるリサーチ及びコンサルティングにあたる。上智大非常勤講師、経済産業省循環経済ビジョン研究会委員(平成30年度〜令和元年度)、NEDO技術委員、ISO TC323 Circular Economy 国内委員会委員、自動車リサイクル促進センター監事。