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EVの充電や需要逼迫時のデマンドレスポンス対応
1月13日(金) 終了済
東京大学生産技術研究所 特任准教授/博士(工学)
馬場 博幸(ばば ひろゆき) 氏
カーボンニュートラル実現方策としての期待の高まりとともに、世界的なEVシフトが加速している。新たな電力需要でもあるEVは、分散エネルギー資源としての側面も併せ持つ。本講演では、脱炭素を目指したEV充電の在り方や、電力需要逼迫時におけるデマンドレスポンス資源としての対応方策など、EV充電研究の一端を紹介しながらEVシフトとエネルギー事業との関係を研究者・EVユーザーの視点から概説する。
1.EV充電を取り巻く現状
(1)電力需給逼迫
(2)デマンドレスポンスとEV充電
2.EVライフの実情例
3.スマホ化するクルマとエネルギーサービス
4.EV充電に関する研究例紹介
(1)電力需給逼迫への対応方策例
(2)カーボンニュートラルを目指したEV充電の在り方
5.全体最適志向のクルマへの期待
6.多様なシステムを相互接続するIoT-HUB
7.需要側電力システムの必要性
8.質疑応答
1985年、東京工業大学大学院電子システム専攻修士課程修了、東京電力入社。主に、電力保安通信網の計画、情報通信事業の立ち上げ・経営に従事。2015年東京大学に移り、2021年から現職。IoTサービスの相互接続技術開発研究、並びに、それを活用した需要側電力システムの研究に従事。
2019年東京大学博士(工学)。