SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

■会場受講 ■ライブ配信 ■アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

地域脱炭素戦略とマイクログリッドを成功させるための要点

No.
S23056
会 場
紀尾井フォーラム
東京都千代田区紀尾井町4-1
ニューオータニガーデンコート1F
開催日
2023年 1月30日(月) 14:00~17:00 終了済
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受講料
1名につき 33,600円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

1月30日(月) 終了済

Ⅰ.地域脱炭素戦略を完遂する「脱炭素戦術ドミノ」の進め方
   〜幻想的な脱炭素戦略から、現実的な脱炭素戦略への移行〜

株式会社AnPrenergy 代表取締役
村谷 敬(むらたに たかし) 氏

14:00~15:25

「脱炭素化」に舵を切ることを、力強く宣言した自治体の姿勢と勇気は素晴らしい。しかし、脱炭素化を推進するための施策が現実的なものと思えず「大山鳴動して鼠一匹」「竜頭蛇尾」「船頭多くして船山を登る」といった諺がピタリ当てはまるような未来が透けて見えるケースも少なくない。極めて難しい戦術の遂行が求められるにも関わらず、戦術を遂行するだけの人材教育、組織構築が行われていないなど、勝負の前に負けているという事例も少なくない。脱炭素化は挑戦ではなく結果が求められる中、自己の自治体の脱炭素戦略を見直し、幻想的な部分を排除し現実路線に引き戻す必要がある。
本講義では脱炭素戦略を実現するための個々の「脱炭素戦術」について、脱炭素効果だけでなく実現難易度について高低を設定しながら、自治体、民間企業の脱炭素戦略完遂を支援する。

1.脱炭素先行地域(1回目、2回目)の分析
2.脱炭素戦術一覧と効果とリスク、実現の鍵
3.脱炭素戦略と脱炭素戦術の組み合わせ
4.脱炭素戦術を遂行するための「脱炭素基礎力」
5.脱炭素戦術の実現可否チェックシート
6.質疑応答/名刺交換

Ⅱ.脱炭素の切り札、「マイクログリッド」の創り方
   〜経営屋の独自視点による解説とリアルな現場の紹介〜

(株)I.T.I. 代表取締役社長 
技術士(経営工学)&利酒師
柏崎 和久(かしわざき かずひさ) 氏

15:35~17:00

マイクログリッド、これは2050年のカーボンニュートラル実現に向けた電力システム改革の大本命です。そして、ポストコロナの電力システムでもあり、地方インフラを進化させると期待されています。
今後、大手電力にとって離島や過疎が進む地方部など、世帯密集度の低いエリアの配電設備の更新投資は負担が 大きくなります。地域の企業に配電設備の所有・維持管理を委ね、地域で再エネやコジェネレーションなどの分散電源を導入しマイクログリッドを構築すれば自然災害の停電リスクを軽減できるだけでなく、脱炭素にも繋がり、地方企業に とっても新たなビジネスチャンスになります。
本セミナーでは、マイクログリッドの創り方だけではなく、脱炭素先行地域における企業同士のリアルな交渉現場や、地方企業と大企業の軋轢など、実際に現場で経験していることまで紹介します。

1.村谷敬先生の凄さ
2.企業経営が脱炭素に取り組まなければならない本音と建前
3.経営屋がみる「電力業界の今」をアップデート
4.経営屋がみる「電力ビジネスの未来」をアップデート
5.マイクログリッドについて
6.マイクログリッド、どうすれば実現できるのか?
7.マイクログリッド構築における課題
8.脱炭素先行地域で私が経験していること
9.ポストコロナの電力システム
10.質疑応答/名刺交換

村谷 敬(むらたに たかし) 氏
1980年前橋市生まれ。2008年に太陽光・風力発電の建設手続きに行政書士として関与したのを契機に電力の世界へ。エナリスで需給管理業務を極めた後、エプコにて電力小売事業部長として新電力事業を運営。新電力や自治体新電力へのコンサルティングを手がけた後に再独立。各地の新興新電力事業者の需給管理コンサルティングを手掛ける傍ら、横河ソリューションサービスの新エネルギー事業部チーフコンサルタントとして需給管理システムの開発を支援。
電力需給管理を偏愛し、JEPX価格が高騰した日の気象条件分析が趣味。2017年、新規参入事業者の競争戦略をレクチャーする、適者生存戦略コンサルティング会社として株式会社AnPrenergyを設立。
100社を超える電力事業者の支援を行う。また、大手重電メーカー、大手印刷業、大手エネルギー事業者の脱炭素、再生可能エネルギービジネスの顧問を務める。電力事業経営、電力需給管理、電力人材育成と、自治体と電力事業の連携について強みを持つ。近時は蓄電池事業のエキスパートを目指し早稲田大学で招聘研究員として研鑽を積んでいる。
 人生の半分以上、資格受験指導、ビジネス人材育成の講師でもあり、全国で講演活動も行っている。Anti-Predatorという「強大な天敵を脅かす防衛行動」の研究を行い、ランチェスター戦略と融合させることで独自の教育理論を持つ。
柏崎 和久(かしわざき かずひさ) 氏
1968年生宇都宮市生まれ。中央大学理工学部電気電子工学科卒業後、関電工に入社。送配電関連業務に18年従事。その後、バイオマス発電ベンチャー、大型蓄電池ベンチャーを経て、日本電気株式会社(NEC)へ。NEC在籍時にエフビットコミュニケーションズの経営に携わり、2017年4月にエフビットコミュニケーション社長に就任。新電力エフビットでの経営手腕が買われ、2018年3月に退任後、ネクステムズ取締役として宮古島未来エネルギーの立上げにも参加する等、電力ビジネスにかかわる複数企業で経営やプロジェクトに携わる。2022年5月には、新電力HTBエナジーの事業譲渡にも関与した。近時は、複数の脱炭素先行地域において、計画実行の支援に携わる。また、複数のマイクログリッドプロジェクトのプロデュースを担っている。
現在、日本海ガス経営顧問、環境エネルギー技術研究所経営顧問、西堀酒造パートナー、八洲建設ビジネスアドバイザー、SAKE RISE代表、I.T.I.代表取締役社長。技術士(経営工学部門)、利酒師。
■ご紹介■
柏崎 和久氏によるプロジェクトSAKE RE100にて4月6日から日本酒を予約販売(外部サイト)
https://sake-re100.com/collections/all