■会場受講 ■ライブ配信 ■アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【仕事で圧倒的な成果が出る、超一流諜報員の頭の使い方】
〜偽情報に惑わされず正しく未来を予測する〜
1月23日(月) 終了済
元防衛省情報分析官
上田 篤盛(うえだ あつもり) 氏
コロナ禍、ウクライナ戦争などビジネスに影響を及ぼす状況が生起している。現代のICT社会では、誰しもさまざまなインフォメーション(情報)を入手できるが、ある国家やメディアによる意図的な偽情報が流布され、情報操作も行われている。
偽情報に基づく状況判断ではビジネスチャンスを見逃すことになる。そのため、情報からノイズを除去して、インテリジェンスを作成することが重要である。本講演では情報からインテリジェンスを作成する方法を習得する。合わせて、グローバル社会では地政学リスクがビジネスに及ぼす影響が大きくなっていることに鑑み、ウクライナ戦争の趨勢と中台間リスクを読み解く。
1.インテリジェンスとは何か
(1)インテリジェンスは知識、活動、組織
(2)インテリジェンス活動とスパイ
(3)知識としてのインテリジェンス〜インフォメーションとインテリジェンスは違う〜
(4)インテリジェンス力は何故重要か
2.インテリジェンスサイクル
(1)CIAモデルと個人モデル
問いの設定→枠組みの設定→情報取集→情報の処理→インテリジェンスの作成→
インテリジェンスの提供および戦略立案
(2)情報の収集と処理
3.情報からインテリジェンスを作成する
(1)最も重要な過程である「問い」の設定
(2)「ヨコ比較」によって、他の類似事象と異なる特性を把握する
(3)「タテ比較」によって事象の歴史的な流れを見る
4.未来予測
(1)未来予測とは何か
(2)シナリオプランニングの考え方
5.ウクライナ問題と中台リスク
(1)ウクライナ戦争は何故起きたのか
(2)ウクライナ戦争は長期化するか
(3)中国はウクライナ戦争から中台問題へのいかなる教訓を得たか
(4)中国は台湾を武力統一しようとするか
6.質疑応答/名刺交換
●受講者全員に、講師著書「超一流諜報員の頭の回転が速くなるダークスキル-仕事で使える5つの極秘技術」
(2022年ワニブックス刊)を進呈
※ライブ/アーカイブ配信をご受講の方には、お申込時のご登録住所に書籍を送付致します。
※直前のライブ配信をお申込の場合、開催日までにお手元に届かない可能性がございますことを、予めご了承ください。
1960年生まれ。元防衛省情報分析官。現在は民間会社でサイバーセキュリティの啓発活動等に従事。防衛大学校(国際関係論)卒業後、陸上自衛隊に入隊し、約30年にわたり情報関係職に従事。2015年定年退官。新刊は『超一流諜報員の頭の回転が速くなるダークスキル』(ワニブック社)『武器になる状況判断力 米軍式意思決定法とOODAを併用する』(並木書房)