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金融DXの動向と地域金融機関の新たなビジネス〜NTTグループをはじめIT企業と協業加速〜
12月19日(月) 終了済
株式会社マリブジャパン 代表取締役
高橋 克英(たかはし かつひで) 氏
地銀など地域金融機関による合従連衡や店舗統廃合が進展していますが、中途半端なものも多くあります。地銀の主要なビジネスモデルが、ネット銀行やスマホアプリなど、DX企業や競合先に代替されるなか、この先、(1)地銀再編やダウンサイジングがどのように進むのか、デジタル化による(2)地銀の新しいビジネスモデルは何か、を明らかにしていきます。
本セミナーでは、自前主義に固執せず、DX企業との協働をすすめる地域金融機関には、明るい未来が待っていることを解説します。
1.デジタル化により進む地銀再編
(1)スーパーアプリとペイロールの威力 (2)地銀がDX企業の下請けメーカーとなる日
(3)スマホ銀行に転換か、DX企業入りか
2.店舗と人材のダウンサイジングも進む
(1)店舗は3割削減で十分なのか? (2)「できれば行きたくない場所」という現実
(3)次世代店舗と顧客ニーズの乖離
3.これから有望な地銀ビジネスとは
(1)ノーコンサルティングという選択 (2)「みんなの銀行」「UI銀行」の試み
(3)ネット証券との提携 (4)つなぐビジネス。地銀サブスク化の可能性
4.地方活性化と地銀の新たなる役割とは
(1)東京一極集中と「札仙広福」にみる地方経済の可能性
(2)円安による国内回帰とインバウンド復活 (3)地域商社や電力子会社の設立
(4)人材供給バンクと金融教育の設立
5.質疑応答/名刺交換
三菱銀行、シティグループ証券、シティバンク等にて四半世紀、主に銀行クレジットアナリスト、富裕層向け資産運用アドバイザーとして活躍。2013年 金融コンサルティング会社マリブジャパンを設立。専門誌への寄稿、単行本の執筆、各種講演・メディア出演など広範に活動中。世界60か国以上を訪問。バハマ、モルディブ、パラオ、マリブ、ロスカボス、ドバイ、ハワイ、ニセコ、京都、沖縄など国内外リゾート地にも詳しい。映画「スターウォーズ」の著名コレクターでもある。1993年 慶應義塾大学経済学部卒。2000年 青山学院大学大学院 国際政治経済学研究科経済学修士課程修了。日本金融学会員。著書に『銀行ゼロ時代』(2019年)、『人生100年時代の銀行シニアビジネス事例』(2020年)、『なぜニセコだけが世界リゾートになったのか』(2020年)、『地銀消滅』(2021年)など多数。