■ライブ配信 ■アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
二酸化炭素回収・利用・貯留(CCUS)の
11月16日(水) 終了済
(一財)電力中央研究所 サステナブルシステム研究本部
研究参事
下田 昭郎(しもた あきろう) 氏
パリ協定のもと、温暖化による気温上昇を2℃あるいは1.5℃以下に抑えることが世界全体の目標として設定された。目標達成に向けて、日本を含む各国ではCO2を主とする温室効果ガスの排出を2050年頃に実質ゼロ(ネットゼロあるいはカーボンニュートラル)を目指すことが潮流となっている。
本セミナーでは、CO2の大幅削減の技術オプションとして有力視されているCCUSについて、技術の概要、普及の現状、各国の導入政策、今後の見通しや課題を概説し、温暖化対策におけるCCUSの位置付けを明確にする。
1.背景(気候変動)
(1)地球温暖化
(2)パリ協定
(3)国内対応
2.二酸化炭素回収・利用・貯留(CCUS)
(1)CCUSのバリューチェーン・プロセス
(2)CCUSの歴史
3.二酸化炭素回収・貯留(CCS)
(1)CCSの技術概要
(2)CCSの現状・プロジェクト事例
(3)CCSの課題・普及見通し
4.二酸化炭素回収・利用(CCU)/カーボンリサイクル
(1)CCUの技術概要
(2)CCUの現状・プロジェクト事例
(3)CCSの課題・普及見通し
5.まとめ
6.質疑応答
1990年4月 電力中央研究所 入所
2006年〜2008年 中央電力協議会・電気事業連合会 出向 技術開発部 副部長
2015年〜2018年 武蔵野大学 客員研究員 非常勤講師
2020年〜 法政大学 兼任講師
学位:理学(博士)