■会場受講 ■ライブ配信 ■アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
EV化の急速進展で動き出した自動車サプライヤーの大変革-エコシステム、戦い方の変化/新たな脅威とチャンス-
11月 8日(火) 終了済
株式会社ローランド・ベルガー プリンシパル
山本 和一(やまもと わいち) 氏
EV化の進展は多様なタイプの自動車の出現と新興メーカーの新規参入を引き起こす。その時、従来のOEM頂点のピラミッド構造ではなく水平分業で自動車に仕立て上げる動きが始まっている。EV化の波と新興メーカーの登場は自動車メーカーのシェア構成にも影響を及ぼす。
他方、自動車におけるSWの重要性が高まり、統合制御の進展とゾーン型のE/Eアーキテクチャへの進化が加速する。それに伴い、HWとSWの分離開発が進み、サプライヤーの開発とOEMへの納入の括りも変化し、サプライヤー間のポジショニングや役割分担に変化が生じる。
このような変化が起こる自動車業界における戦い方について考察を行う。
1.EV化に端を発する自動車メーカーの構造変化
(1)カーボンニュートラルに向けたEV化の進展
(2)自動車作りの変化による新興メーカーの台頭
(3)OEM頂点の構造から水平分業型への変化
2.SWの重要性の高まりによるサプライヤーの役割分担の変化
(1)統合制御の進展とE/Eアーキテクチャの進化
(2)HWとSWの分離開発
(3)サプライヤーの戦い方の変化
3.質疑応答/名刺交換
慶應義塾大学理工学研究科修士課程修了後、ローランド・ベルガーに参画。
自動車、航空などのモビリティー分野、及び製造業を中心に、幅広クライアントにおいて、ビジョン策定、事業戦略、新規事業戦略、戦略の実行支援など、多様なプロジェクト経験を有する。
また、官公庁への支援も豊富であり、多様のステークホルダーを俯瞰した日本の産業競争力の強化へも取組む。