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全固体電池の研究開発動向と電力貯蔵蓄電池の今後の展望
10月26日(水) 終了済
一般財団法人電力中央研究所
エネルギートランスフォーメーション研究本部
エネルギー化学研究部門 上席研究員
小林 剛(こばやし たけし) 氏
カーボンニュートラル社会の実現に向けて、再生可能エネルギーの更なる導入が進むと見通されるため、電力系統安定化技術がますます重要になってくる。需給調整市場では三次調整力が2021年に開設し、今後速い応答の調整力も市場参入する予定である。
調整力の一つとして電力貯蔵蓄電池の活用が挙げられるので、現在日本で導入されている電力貯蔵用蓄電池の動向について紹介する。また近い将来に実用化が計画されている車載用全固体電池についても解説する。また電力貯蔵用蓄電池として全固体電池を活用する際の特徴や課題についても説明する。
1.今後想定される電源構成
2.電力貯蔵蓄電池の種類
3.電力貯蔵蓄電池の導入状況
4.全固体電池の種類、特徴
5.全固体電池の開発状況
6.電力貯蔵蓄電池に求められる条件
7.質疑応答
2008年3月 東京工業大学大学院総合理工学研究科物質電子化学専攻博士課程修了
2008年4月 電力中央研究所入所、現在に至る
2016年11月〜2017年12月 ピカルディ・ジュール・ヴェルヌ大学客員研究員