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人事労務担当者・マネジャーなら知っておきたい!
採用から退職までのフェーズごとのトラブル防止対策
10月25日(火) 終了済
HRプラス社会保険労務士法人 代表社員
特定社会保険労務士
佐藤 広一(さとう ひろかず) 氏
近年、労務トラブルは増加の一途を辿ってきました。とりわけ、問題行動をとる社員(勤怠不良・能力不足・メンタル不調など)と労働法による規制の狭間で、人事パーソンはその対応に日々奔走しています。トラブルの多くは、労使関係の基本である労働契約に起因することがほとんどで、結局、「どのような約束で働くことになっていたか?」に帰結することになります。すなわち、労使間の権利義務関係をしっかり把握し、「具体的箇条書き」と「最初に説明」という2つの鉄則を知ることで労務トラブルを解決できます。
本セミナーでは、企業に対して是正要請が強まっている長時間労働対策や、トラブルをどう回避していくのかについて、豊富な資料とともに会社としてどのように考えるか、という視点で理解を深めていきます。
0.オリエンテーション
(1)労務トラブルの現状について
(2)問題行動をとる社員との向き合い方
(3)労務トラブルを防ぐ「行動分析マネジメント」
1.採用時における留意点
(1)トラブル人材を見抜く
(2)試用期間は戦略的に利用する
(3)内定を取消すために必要なこと
2.労働時間に関する留意点
(1)労働時間となるか否かの線引きがポイント!
(2)時間外労働を減らすマネジメント
3.異動における留意点
(1)トラブルにならない配転、転勤、出向、転籍の進め方
4.服務規律に関する留意点
(1)セクハラ・パワハラ対策
(2)メンタル不調者への対応
5.退職・解雇における留意点
(1)解雇は労働基準法と労働契約法の2つの視点で考える
(2)辞職、合意退職、定年、雇止めの考え方とは?
(3)退職勧奨の進め方
6.質疑応答/名刺交換
「HRに安心、情報、ソリューションをプラスする」をコンセプトに、人事パーソンにコミットした人事労務相談、就業規則見直し、IPO支援、海外労務などの人事労務コンサルティングを展開している。特にIPO、M&Aのシーンでの人事労務デューデリジェンスに定評があるほか、シンガポールに現地法人を設立し、ASEAN諸国の現地と連携しながら日本企業の海外進出支援サービスも行っている。また、上場企業2社の監査等委員である取締役、監査役を現任し、ボードメンバーの立場からも人事労務コンプライアンスに携わっている。
著書:『泣きたくないなら労働法』光文社、『図解でハッキリわかる労働時間・休日・休暇の実務』日本実業出版社、『管理職になるときこれだけは知っておきたい労務管理』アニモ出版など28冊あり、マスコミ・メディア取材、新聞・雑誌への寄稿も積極的に行う傍ら、日本能率協会、SMBCコンサルティングなど全国各地で多数の講演を行っている。