■ライブ配信 ■アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【JLabs/CATV/TST/CNA】
9月21日(水) 終了済
一般社団法人日本ケーブルラボ 技術部長
清水 英夫(しみず ひでお) 氏
ローカル5Gのケーブルテレビ事業での活用が国の支援で種々進められている中、日本ケーブルラボは、ケーブルテレビ事業の核となる多チャンネル映像サービスを、ローカル5Gにより効率的に実現するためのIP放送技術の調査研究プロジェクトを、昨年度、総務省より受託しました。
本講演では5GによるIP放送の基本技術であるMBMS(Multimedia Broadcast and Multicast Service)をケーブル多チャネルIP放送に応用するために開発した適応型MBMSの原理、およびその評価結果を紹介します。
1.5G IP放送技術の概要
2.適応型MBMS技術の概要
3.適応型MBMSの特性解析・最適化
4.試作システムの構築と評価結果
5.質疑応答
ケーブルテレビ株式会社 技術部 部長代理
日里 友幸(にっさと ともゆき) 氏
ケーブルテレビ株式会社では、ローカル5Gを用いて、防災分野の実証実験や商用サービスの早期展開を実施してきました。また使用する周波数として、ミリ波とsub6の両方を検証してきました。
それらから見えてきたこと、ローカル5Gの必然性と地域課題解決への糸口、今後の取り組みとして考えていること、などをお話しさせていただきます。
1.ケーブルテレビ株式会社での無線事業への取り組み
2.ローカル5Gを活用した防災分野の実証実験
3.ローカル5G商用サービスの展開
4.新たなローカル5G活用に向けた取り組み
5.質疑応答
となみ衛星通信テレビ株式会社 代表取締役専務
宅見 公志(たくみ こうじ) 氏
我々が活動する富山県では、富山県成長戦略が策定され、それに沿い我々ケーブルテレビが貢献できる内容を想像し具体的な中身を考えています。県や市町村が今後推進するまちづくり・地域づくりに対して、我々がもつ地域密着という持ち味とICT/デジタルという道具を通じ貢献できる分野はたくさんあり、「社会課題の解決」ではなく、「地域の新たな価値創造」という視点で、その内容や可能性をご紹介させていただきます。
1.地域の新たな価値創造とは
2.地域の新たな価値創造とケーブルテレビの親和性
3.地域の新たな価値創造のための道具としてのICT/デジタル
4.まちづくり・地域づくりへのケーブルテレビの貢献(勝手な提案と可能性)
5.質疑応答
株式会社秋田ケーブルテレビ カスタマー本部 マネージャー
石井 浩幸(いしい ひろゆき) 氏
ローカル5Gについて、分野・場所が異なる利用シーンでミリ波とSub6の免許を取得(農業・働き方・エンタメ・賑わい)。実際に電波発射・運用を開始して感じたこと、課題、今後の進め方について、現在の取り組み状況と共に紹介します。
併せて、DX実現、革新の確率を上げられるよう、こうした情報通信技術を自分事として捉えるステークホルダーを増やしていきたいと考えております。
1.ローカル5Gに取り組むわけ
2.CNAローカル5G事例紹介
3.現在の取り組み、各所連携について
4.地域課題から見るローカル5Gの可能性
5.今後の予定、構想など
6.質疑応答
2015年5月 日本ケーブルラボ 勤務開始。PON相互接続運用仕様の策定をはじめ、ネットワークDVR、CDNの映像蓄積配信技術の研究に従事。併せて、DLNAやハイブリッドキャストの運用仕様の策定に従事。
1980年 栃木県栃木市生まれ。2003年 ケーブルテレビ株式会社入社(当時 栃木ケーブルテレビ株式会社)技術部へ配属。FTTHネットワークの構築・運用、プライマリ電話・ローカル5G等の新規サービス導入に携わる。
(株)TSTテクノ 代表取締役社長/(株)となみ衛星通信テレビ(株) 代表取締役専務。
民生映像音響機器メーカーにて主にビデオ関連製造技術開発に従事した後、部品メーカーで高周波民生製品の設計、ソフト開発、生産設備の自動化、海外生産立ち上げ等多岐にわたり従事。2006年(株)秋田ケーブルテレビ入社、幹線設計監理、放送系サービス、地域BWA・ローカル5Gの立ち上げと運用に従事。