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【普及が進む動画コンテンツの新しい視聴形態】
〜広告収入の変化/売り切りモデルからプラットフォームモデルへ/ポスト・ニールセンの台頭〜
8月26日(金) 終了済
NSI Research社 社長 北米ITアナリスト
若山(テッド)隆(わかやま てっど たかし) 氏
コネクテッドTV(CTV)の普及はアメリカの放送業界に膨大な変化を与えている。
1つ目はストリーミングビデオがテレビ画面で見られるようになったことで、大手スポンサーを得ることが可能になったことである。今年のCTV広告は放送広告の4分の1以上の規模になる。
2つ目は、これまでは売り切り収入であったTVメーカーが継続的なプラットフォーム収入を得ることが可能になったことである。CTVではトップベンダーのRokuの収入の80%はプラットフォーム収入になっている。CTVがもたらすプラットフォーム収入はブロードバンド事業者にも魅力的であり、ブロードバンドではトップ2社のComcastとCharterが協力し、CTV開発を始めた。
3つ目は、スマートTVから得られるデータが視聴調査のベースになり、ポスト・ニールセンの新たな広告カレンシーが動き始めたことだ。
1.CTVの普及
2.CTV広告
3.CTVのプラットフォーム収入
・CTVベンダー
・ブロードバンド事業者
4.視聴調査の変化
5.質疑応答
1986年に米国のエレクトロニクス分野の調査コンサルティング会社・ストラテジック社の調査部長であった日本人アナリストの若山(テッド)隆氏によって設立。現在、カリフォルニア州のシリコンバレーを拠点に、放送・通信分野をはじめコンピュータ・データ通信・コンシューマエレクトロニクス分野等を中心に調査を行い、更に調査結果の分析に基づいたコンサルティングを提供している。また、デジタル放送とブロードバンドTVの情報サービス The Compass、その他のレポートも出版している。