サテマガ・ビー・アイ/SSK共催セミナー
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【静岡放送/RKB毎日放送/北海道テレビ放送】
〜ローカルメディアとしての役割の再構築と挑戦〜
8月25日(木) 終了済
(株)静岡新聞社 編成業務局プロダクトマネジメント部 副部長
静岡新聞・静岡放送 防災・減災プロジェクトTeamBuddy事務局長
大林 寛(おおばやし かん) 氏
5年前、静岡放送は関連会社、静岡新聞と共に将来的に利益を生み出す新事業案を社内から募り、県民が災害時の食料備蓄に大きな不安を抱えているという調査結果を踏まえ防災・減災プロジェクトを立ち上げた。
大手小売り、宅急便と組み食料セットの定期宅配と避難訓練アプリサービスを開始、同時に啓発活動もスタートした。地元メディアによる防災・減災への取り組みは、波、紙の枠を飛び出し、大学、高校生を巻き込んだ立体的な活動に発展し、小中高生向けの防災学習副読本にも掲載されている。活動認知向上と比例して定期宅配の売り上げも増加傾向だ。
1.ブロジェクトの誕生と概要
2.CSR?ビジネス?揃わない足並み
3.実は若者と相性がいい「防災・減災」
4.社内起業か解散か。今後の展望
5.質疑応答/名刺交換
RKB毎日放送(株) メディアイノベーションセンター
地域・海外ソリューション エキスパート
安増 高志(やすます たかし) 氏
注目を集める「メタバース」は現在も著しい発展を遂げていますが、実際にはまだ理解に及ばない点も多く、放送局がどのようにメタバースに関われるのかを悩んでいる局も多いのではと思います。
本講演ではRKBが2年以上に渡るメタバースでの番組制作経験を基にリリースした、メタバース映像制作サービス「メタプロダクション」リリースの背景と、メタプロダクションが目指すメタバースの将来を地方局目線でお話しします。
1.RKBが考えるメタバースの定義
2.メタバースを支える「カルチャー」の理解
3.RKBが行ってきたメタバースロケの実例
4.メタバースを活用するために必要な人材と技術
5.メディアビジネスが捉えるメタバース
6.メタプロダクションの紹介
7.質疑応答/名刺交換
北海道テレビ放送(株) 東京編成業務部長
兼コンテンツビジネス局コンテンツ戦略部 兼 営業局戦略プロデュース部
阿久津 友紀(あくつ ゆき) 氏
DX・デジタルトランスフォーメーションと叫ばれているが、ローカル局の最適解はまだ見えない。ローカル局のデジタルリーディング局を目指し、もがきながらも「自社開発」「自社運営」する弊社デジタル領域の取り組み例を紹介。一周回って今がチャンスともいえるテレビのデジタル戦略を皆さんと共に考える機会にしたい。
1.オール on One プラットフォーム 「Views on」とは
2.動画配信サービスをローカル局でもつ意味
3.放送×ネット×コミュニティ の可能性
4.ローカル局の放送コンテンツの意義と今後
5.質疑応答/名刺交換
1994年静岡放送入社。報道局配属。富士支局時代にオウム真理教、法の華の取材を担当。富士山麓にトレーラーハウスが乱立し始めた問題を取り上げ、業者の不正を追求。富士宮市の条例制定に繋がった。2004年静岡新聞編集部に転籍。日系ブラジル人が起こした死亡事故の調査報道から、国外逃亡した容疑者の「代理処罰」制度が運用される事になった。営業局企画推進部、編集局整理部を経て8月1日から現職。
1998 年入社。技術局に配属後、ラジオを中心に音声技術を担当。その後、ラジオ番組制作やビジネス開発に携わった後、現在は技術出身の強みを生かしながら、福岡・佐賀エリアで放送中のテレビ番組「エンタテ!区〜テレビが知らないe世界〜」のプロデューサーとして、様々なテクノロジーやエンターテインメントを取り上げながら、それらを活用したビジネス開発に取り組む。過去、数々の技術開発・番組技術において多数の受賞歴を持つ。
早稲田大学卒、1995年北海道テレビ入社。制作・情報番組のディレクター・報道記者デスク・営業推進などを経験。2018年アメリカ国務省のIVLPプログラムで研修留学。2019年に乳がんにり患。自らをカメラに収め「おっぱい2つとってみた〜46歳両側乳がん」2020年民放連賞・ギャラクシー奨励賞など受賞。その後のテレビで終わらないコロナ禍のデジタル・SNS発信を含め、2021年ギャラクシー賞(報道活動部門)など受賞。