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新QAも盛込んだ2022在宅医療最新講座
10月15日(土) 終了済
医療法人社団永高会 蒲田クリニック 顧問
栗林 令子(くりばやし れいこ) 氏
在宅患者は今後ますます増加が見込まれますが、複雑な在宅医療の点数であり、さらにさまざまなタイプの患者が受診して、戸惑っているなどの声があげられています。在宅医療点数の2022年の改定は大幅な改定ではありませんでした。ただし、在宅療養支援診療所・病院の施設基準が変更され、「人生最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」を参考とした「看取りに関する指針」を定めること等とされました。さらに、在宅自己注射指導管理料においては、情報通信機器を用いた指導を行った場合の点数と算定方法が変更されています。
在宅医療点数を正しく算定し、算定漏れをなくすことを目指し、訪問診療料を含め、在宅医療の成り立ちを説明した上で、点数算定・請求までの疑問点をなくすために、疑義解釈を通じて解説します。また施設入所者の点数、医療保険と介護保険の給付調整、施設入所者の医療なども分かりやすく説明いたします。
1.在宅医療点数の特徴
2.在宅療養支援診療所・病院の施設基準
3.基本の在宅医療の点数算定方法と留意点
(1)点数算定の基本
(2)留意事項
4.介護保険とのかかわり
(1)医療と介護の給付調整
(2)施設入所者の医療
5.レセプト作成時の留意点
6.指導対策、書類整備等の留意点
7.質疑応答
※受講者全員に著書「在宅診療報酬Q&A 2022-2023年版」(医学通信社2022年8月刊)を進呈
1952年生まれ。東京農業大学短期大学栄養学科卒。
1975年〜1976年 ニチイ学館医療事務講座非常勤講師。
1976年 東京保険医協会事務局に入局、会員への保険請求事務等の情報の広報・講習会開催企画等を担当。
在職中に全国保険医団体連合会社保小委員、全国保険医団体連合会病院有床診対策小委員、東京保険医協会事務局次長を歴任。
2015年 東京保険医協会を定年退職。
2016年 医社)永高会蒲田クリニック顧問。
【主な著書】
公費負担医療制度の実際知識(医学通信社刊・共著2000年以降、点数改定時に改訂版刊行)
在宅医療診療報酬Q&A(医学通信社刊・監修、2000年以降、点数改定時に改訂版刊行)
在宅医療診療報酬点数算定のガイド(薬ゼミ情報教育センター2009年以降)
月刊・保険診療(医学通信社刊)保険診療オールラウンドQ&A(連載)、
「ここに異議あり」(2012年1月まで連載)、「保険診療ウォッチング」(2020年3月まで連載)