SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

■会場受講 ■ライブ配信 ■アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

鍵となるカーボンプライシングとエネルギー戦略

COP26とウクライナの衝撃/GXリーグなどで見えてきた日本のシナリオ

No.
S22393
会 場
SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2
ザイマックス西新橋ビル4F
開催日
2022年 8月 1日(月) 13:00~15:00 終了済
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受講料
1名につき 33,300円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

8月 1日(月) 終了済

鍵となるカーボンプライシングとエネルギー戦略

(株)三井物産戦略研究所 国際情報部
シニア研究フェロー
本郷 尚(ほんごう たかし) 氏

13:00~15:00

岸田内閣発足からもうすぐ1年。世界的に気候変動対策への取り組みが加速化するなか日本でも取り組みは進む。カギとなるカーボンプライシングとエネルギー戦略を概観する。
しかし排出ネットゼロは簡単な目標ではない。シナリオ通りにはいくとは限らない。サプライチェーンでの人権配慮確認、安心できる排出枠の調達など様々な不安定要素がある。そして何より気にかかるのはロシアのウクライナ侵攻の影響だ。欧州のロシアのエネルギーへの依存度は高く、EUの脱炭素戦略に影響を与える可能性がある。日本にはどのような影響を与えるのだろうか。「不確実性への対応」の重要性を再認識すべきだろう。

1.動き出したカーボンプライシング
 (1)成長に資するカーボンプライシングを継承した岸田内閣
 (2)見えてきたGXリーグ
 (3)エネルギーの脱炭素シナリオ 〜 CCSは選択肢となるのか

2.COP26グラスゴー会議のインパクト
 (1)共有されたネットゼロ目標 〜 2度目標から1.5度目標へ
 (2)サプライチェーンリスク 〜 人権デユーデリジェンス

3.排出量取引
 (1)国際排出量取引 〜 パリ協定と日本のJCM
 (2)活発なボランタリー市場
 (3)デジタルと排出量取引 〜 トークンビジネスにルールは必要か

4.ロシアのウクライナ侵攻のインパクト
 (1)エネルギー確保と気候変動対策の両立のための処方箋
 (2)不確実性の再認識

5.まとめ 〜 ゼロエミ社会への長期戦略と不確実性への対応
6.質疑応答/名刺交換

本郷 尚(ほんごう たかし) 氏
2011年から三井物産戦略研究所。1981年日本輸出入銀行(現国際協力銀行)入行。特命審議役環境ビジネス支援室担当などを歴任。旧経済企画庁、旧日本興業銀行に出向。
国際排出量取引協会理事、ICAO CORSIAタスクフォース、ISO TC207(Carb on Neutrality)、ISO TC265(CCS)、などに参加。文部科学省・環境エネルギー科学技術委員会、環境省・CO2削減事業検証評価委員会、NEDO 技術委員、各種委員会・研究会などに多数参加。最近では、GXリーグを前提としたカーボンクレジットレポートや民間JCMの報告、森林クレジット小委員会、CCSロードマップ検討会などに参加。日経産業新聞Earth新潮流にコラム連載(2010年〜)獨協大学経済学部非常勤講師。