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超大容量光ネットワークを実現する〜最新の技術動向〜
8月 9日(火) 終了済
国立研究開発法人 情報通信研究機構
ネットワーク研究所 フォトニックICT研究センター
フォトニックネットワーク研究室 室長
古川 英昭(ふるかわ ひであき) 氏
世界中でインターネットにおけるトラヒックが増加しており、データ通信を支える光ネットワークの大容量化が喫緊の課題である。現在、1本の光ファイバに複数の光通信路(コア)を収めたマルチコア光ファイバ等の次世代光ファイバに関する研究開発が活発化しており、既存の光ファイバ伝送容量の100倍となる毎秒1ペタビット級を超える光伝送技術の研究成果が報告されている。
本講演では、将来の超大容量光ネットワークを実現するマルチコア光ファイバ技術の研究開発の最新動向について述べる。
1.将来の通信アプリケーションと光ネットワーク構成
2.大容量化技術と既存光ファイバの限界
3.マルチコア光ファイバ・マルチモード伝送技術
4.マルチコア光ファイバの実用化に向けた動き
5.光資源の有効利用方法と光スイッチング技術
6.ペタビット級光ネットワーク
7.質疑応答/名刺交換
2005年 大阪大学大学院工学研究科博士後期課程了。同年 独立行政法人情報通信研究機構に入所。以来、フォトニックネットワーク、光パケットスイッチング、光情報処理技術、ネットワークアーキテクチャに関わる研究に従事。2013-2014年 総務省情報通信国際戦略局技術政策課研究推進室課長補佐。2013年 文部科学省文部科学大臣表彰・若手科学者賞受賞。2015年 公益財団法人新技術開発財団市村学術賞功績賞受賞。IEEE,IEEE ComSoc,電子情報通信学会、応用物理学会各会員。博士(工学)。