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脱炭素時代における再エネ投資の最前線〜M&A、洋上風力、FIP、コーポレートPPAの最新動向を専門の弁護士が解説〜
7月29日(金) 終了済
森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士
村上 祐亮(むらかみ ゆうすけ) 氏
世界的な脱炭素・カーボンニュートラルに向けた動きの中で、日本でも企業の生き残りをかけた戦いが多方面に広がっています。
M&A分野では、個別の再エネ発電プロジェクトの譲渡取引だけでなく、(大手)デベロッパーの買収、ポートフォリオでの投資・ファンド化や新電力/小売り事業の撤退・再編が進んでいます。
また、再エネ拡大の切り札とされる洋上風力では、Round1の結果を踏まえた入札ルールの見直しが進む中、規制の動向やオフテーク戦略を含めた全方位での総力戦が求められています。
そして、太陽光などの既存電源を含めて、FITからFIPへの移行やコーポレートPPAの導入をいかに着実に進めていくかが多くの企業にとって喫緊の経営課題となっています。
本セミナーでは、再エネ分野の大型M&A、洋上風力の入札・開発、FIP/コーポレートPPAなどの分野で多数の先駆的な実績を有する弁護士が実務の最前線におけるトレンドと留意点について概説します。
1.脱炭素時代のM&A(戦略・DD・契約交渉など)
(1)個別の再エネプロジェクトの買収
(2)デベロッパーの買収
(3)ポートフォリオでの投資・ファンド化
(4)新電力・小売り事業の再編
2.洋上風力の入札戦略
(1)入札ルール見直しの動向・見通し
(2)コンソーシアム・JVの組成
(3)EPC・TSA・O&Mなどの契約戦略
(4)価格競争に向けたオフテイク戦略
3.FIP制度・コーポレートPPAの最前線
(1)FIP制度の要点を正しく理解する!
(2)コーポレートPPAの最前線(バーチャルPPAを含む)
(3)非化石価値をめぐる取引・市場
(4)プロジェクトファイナンス組成のあり方
4.質疑応答
ENEOSによるジャパン・リニューアブル・エナジーの買収案件で買い手を代理するなど、大型の再エネ投資案件を多数手がけるほか、洋上風力発電プロジェクトでは港湾での先行案件に加えてほぼ全ての促進区域で法務アドバイザーを務めるなど、豊富な実績を有する。FIP制度やコーポレートPPAを用いた先駆的な電力取引についても多数のアドバイス実績を有する。
Legal 500 Asia Pacific 2022のNext Generation Partner (Projects&Energy)やBest Lawyers in Japan (13th Edition) (Project Finance/Development, Banking & Finance)にも選出。
2004年東京大学法学部卒業、2006年東京大学法科大学院修了、2007年弁護士登録、2012年ハーバード大学ロースクール卒業、2012〜2013年Allen&Overy(ロンドン)に出向、2013年ニューヨーク州弁護士登録、2019年〜(一財)エンジニアリング協会(ENAA)契約法務部会委員、2020年〜長崎海洋アカデミー講師。