SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

■会場受講 ■ライブ配信 ■アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【環境省/山梨県・YHC】

地域での水素サプライチェーン構築と事業化

No.
S22321
会 場
紀尾井フォーラム
東京都千代田区紀尾井町4-1
ニューオータニガーデンコート1F
開催日
2022年 6月29日(水) 13:30~16:00 終了済
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受講料
1名につき 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。
主 催
公益財団法人 原総合知的通信システム基金

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

6月29日(水) 終了済

Ⅰ.環境省における水素事業について

環境省 地球環境局 地球温暖化対策課
地球温暖化対策事業室 室長補佐
大谷 直人(おおたに なおと) 氏

13:30~14:40

水素は、利用時にCO2を排出しないことから地球温暖化対策として注目されているが、製造時に再エネを活用することや配送時にもCO2の排出を抑制することが求められる。
環境省では、2015年から地域の資源から水素を作り、地域で使うといった取組みを進めてきた。技術的には水素サプライチェーンの構築は可能であるが、コスト面を始めとする課題も見えてきたところ。今後、地域での水素サプライチェーン構築に向けた課題解決をどうするのか。など現在環境省が取り組んでいる事業について紹介させていただく。

1.環境省がめざすもの
2.なぜ水素なのか
3.水素サプライチェーン構築に必要な要素とは
4.地域での水素導入にあたって
5.質疑応答/名刺交換

Ⅱ.始動するGX! やまなしから始まる水素エネルギー社会

株式会社やまなしハイドロジェンカンパニー
社会実装部門 取締役
坂本 正樹(さかもと まさき) 氏

14:50~16:00

山梨県は自立分散型のエネルギー社会を目指して、官民共同でP2Gシステムの技術開発に取り組んでおり、1.5 MWの大型スタックやP2Gシステム独自のEMSを新たに開発し、これらを活用した水素の製造、貯蔵、輸送、利用までを一貫したシステムとして構築してきた。さらに2月にはこれまでの研究成果を事業化するために日本初となるP2G専業企業を官民で設立し、非電化領域における化石燃料からの持続可能なエネルギー転換に挑戦していく。

1.水素エネルギー社会の実現に向けた本県の取り組み
2.米倉山へ集積が進む研究施設について
3.P2Gシステムの開発状況と今後の事業展開について
4.YHCによる事業展開の方向性
5.P2Gシステムによるグリーン水素の利用拡大に向けた課題について
6.質疑応答/名刺交換

大谷 直人(おおたに なおと) 氏
大学卒業後、大阪市役所に奉職。環境衛生業務、地盤沈下・地下水対策、産業廃棄物規制、交通騒音規制、「大阪市環境基本計画」の改定など様々な業務を担当。2019年8月より環境省へ派遣し、現職。
坂本 正樹(さかもと まさき) 氏
1997年4月 山梨県消防防災課に情報通信担当として入庁、以後、発電総合制御所など電気事業の運営に従事した後、2008年4月から電気課研究開発担当にて、新規発電所の建設及び電力貯蔵技術研究サイトの運営を主導し、超電導フライホイール蓄電システム、ハイブリット水素電池システム、Power to Gasシステム、などの研究開発事業のマネージメントにあたり、現在、NEDO事業「CO2フリーの水素社会構築を目指したP2Gシステム技術開発」、グリーンイノベーション基金事業「カーボンニュートラル実現へ向けた大規模P2Gシステムによるエネルギー需要転換・利用技術開発」におけるプロジェクトの統括を担当。